はぴねすを運ぶ犬

223.jpg家でまったりするモモを撫でたり、散歩している時に「お父さんがいて、お母さんがいて、モモちゃんがいて、今がシアワセ☆」とよく言っていました。家や仕事で嫌なことも多いけど、80代の父とクッシングの疑いのあるシニア犬モモといつまでも一緒にいられるわけではないことはよくわかっていました。でも、モモがいなくなってから父は骨折入院、要介護になるわ、年末に風邪をこじらせて大晦日に入院するわで、坂を転げるようにシアワセな日々は過ぎ去っていきました。
そこにやってきたむぎこ。むぎこがいなかったら本当に暗い気持ちで一人新年を迎えていたはず。3月にはモモ母、突然のめまいに襲われたんですが(「澤穂希選手と同じですね、こわい病気ではありません」とお医者さんに言われ、もうすっかり治りました)、それでも何とか楽しく過ごせるのは、むぎこが傍にいてくれるから。河原で四季を感じたり、しきりに甘えるむぎこの頭を撫でる父を見ると、平穏な日々の有難さを感じます。奇しくもむぎこを連れて来てくださった団体が「はぴねすDOG」さん。犬の幸せを願った名称でしょうし、ほかの候補の方のところに行った方がむぎこにはハッピーだったかも知れませんが、迎えたモモ母家には間違いなくはぴねすがやってきました。そしてモモ母家だけでなく、河原で会う愛犬家さん達にもむぎこははぴねすのおすそわけをしています。
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あれから一年

222.jpg今日5月29日はモモの命日でした。昨日の夜中に1階に下りた時に、亡くなる前夜に度々様子を見に行ったら、真夜中にトイレシーツに吐血したらしき跡を発見してドキッとしたことを思い出し、あの時の不安感が蘇りました。でも今朝は晴れやかな気持ちでむぎちゃんとお散歩。柴犬を連れていた元写真店のMさんとご町内のUさんと立て続けに「あれ?いつも連れておられる犬はその子でしたっけ」というようなことを言われました。「いえ、前の子はちょうど一年前の今日、亡くなって、この子は昨年12月に迎えました」と説明。近所の酒屋さんからも同じようなことを言われたことがあり、モモ母が連れている犬=モモというイメージが強かったんだなと再認識しています。
先日、事務所に不在連絡表が入っていた荷物を自宅で受け取ろうと電話したら、「あ、あのコーギーがいる家ですね」と言われました。「あの子は亡くなって、今は別の犬がいるんですが、その家です」とモモ母。数時間後、ちょうど散歩から帰ったところに宅急便の車が停まったので、「新しい子はこの子です」と紹介してたら、「前の犬はすごい人懐こかったですよね」と。あんまり見覚えのないお兄さんだったけど、そんな風に思われていたんだなと嬉しくなりました。(余談ですが、むぎこは見慣れぬ男性が路地に入って来たんで警戒したらしく、唸ってました。普段唸ることは滅多にないのに、人懐こい犬の話題の時に限って、あんた印象悪いよ・・・・)一年経ってもまだまだモモの面影は健在です。

山荘の薫風

213.jpg先週金曜、神楽岡のギャラリーをのぞいた後、吉田山荘のカフェ「真古館」を訪れました。夕方だったのでお客さんは誰もおられず、2階を独占。吉田山の山頂ではないけれど、山荘と名づけられているだけあって、神楽岡通りに面した入口から坂を上がったところに建つ真古館は2階は避暑地の別荘にいるみたい。暑い日だったけれど、開け放した窓からの風が室内を通り抜けていきました。

214.jpg前回と反対側に座ってカフェラテ(840円)をオーダー。かわいいこうもりビスケットが添えられていました。そして和歌も。今度はモモ母にもちゃんと読めました。というのは、「春過ぎて夏きにけらし・・・」という持統天皇の歌だったから。まさに今はそんな頃ですね。こういう季節感たっぷりの演出がいかにも料理旅館らしい。でも風が少し強すぎて、せっかくの和歌が飛んで行きそうになったので、窓を閉めてちょっとお高めのカフェラテをゆっくり味わいました。
★真古館
吉田下大路町 吉田山荘
075-771-6125
11時~18時 
不定休
http://www.yoshidasanso.com/

5月の上賀茂神社の手づくり市

216.jpg上賀茂神社の手づくり市に行きました。来月以降は暑くなりそうなので、そろそろ欲しいものを買っておかないとと思っていたのに、お目当てのひとつ、お得で美味しい干椎茸を売る店は見当たりませんでした。もうひとつのお目当ては「ガトー・ド・ミエル」。予約して金曜に実店舗に行く前に、まずは手づくり市で買ってみようと思ったのでした。
ところが、食べてみたかった抹茶ケーキは売り切れ。というか、生チョコのケーキなどの生菓子はほぼ完売、またしても極楽チーズケーキと焼き菓子がほんの少しあるだけでした。9時開始で10時前に売り切れとは・・・。これまで何度も足を運んでるのにホワイトデーにいただくまで「ガトー・ド・ミエル」の存在を知らなかったのは、きっとモモ母が行く午後にはいつも完売して店じまいされてたんですね。「今日も結構たくさん作って持ってきたんですが・・」とお店の方がおっしやってましたが、前回同様、商品の札を撮るだけに終わってしまいました。

217.jpgその後、ほかの店を見ていたら、御手洗川沿いに長蛇の列。1月に行った時にも出来てた「ブルージュ洛北」のパンを買うために並ぶ人の列です。前はこんなに並んでなかったのに、ここだけ長い列になってるので目立ちます。最近百万遍だけでなく上賀茂の手づくり市を取り上げるマスコミが増えてきたから、きっとどこかで「上賀茂神社の手づくり市でブルージュ洛北が人気」と紹介されたんでしょう。だって、京都府庁の「こだわりマルシェ」COCON烏丸の「 ココン マルシェ」にもブルージュ洛北は出店してるけど、どっちも並ばず普通に買えるワケです。店が仕込んだんじゃないだろうけど、某外資系スイーツ店に似た不自然さを感じるモモ母でした。それとも「ガトー・ド・ミエル」も開店時はたくさんの人が並んでたりするんでしょうか?
★ガトー・ド・ミエル
075-874-7973

シロツメグサの咲く頃

212.jpg昨日は70グラムくらいしか食べなかったけど、今日は130グラム以上食べられたむぎこ。食欲にはムラがあるものの、河原をビョンピョン跳ね、飛び石も渡れるようになって、元気にお散歩しています。
先日、「昼行燈」さんでお会いした元小学校教諭Mさんからカラスノエンドウの笛の作り方を書いた紙をいただき、子供の頃に河原でよく鳴らして遊んだことを思い出しました。シロツメグサで首飾りもよく作ったけど、北山橋辺りはタンポポは一杯咲いてるけど、シロツメグサは最近見かけなくなったと話してたんですが、間違いでした。「昼行燈」に行った数日後のお散歩で、ちゃんと咲いてることを確認。でもアカツメグサはないなと思っていたら、ここ数日はアカツメグサも頻繁に見るようになりました。代わりにタンポポはほぼ姿を消しています。長く加茂川近くに住んでるけど、タンポポ、シロツメグサ、アカツメグサの順で咲いていくことを初めて知りました。むぎこは草のあるところで用を足したがるんですが、草の背が伸びてきたので最近は草むらになるべく入れないようにしています。でも、木曜の朝、黒いワンちゃんが水辺に下りてるのを見かけ、ま、少しは良いかなと言う気になって、むぎこも水辺近くの草むらまで久しぶりに行かせてやったんです。で、ふと見ると長いものが地面から飛び上がって曲線を描くのが見えました。何とでっかい蛇!むぎこが噛まれたら大変なので慌ててリードを引きました。やっばり当分、草むらは禁止です。

「ネコババのいる町で」

186.jpg瀧澤美恵子の「ネコババのいる町で」を読みました。「ダイヤモンドダスト」同様、読んだことない作家だなぁと一緒に購入。共に芥川賞受賞作ですが、共に期待が大きすぎたな・・という読後感でした。実の母に捨てられたショックで失語症になり、祖母の家で暮らす恵利子。ネコババは隣に住む野良猫の面倒を見ているおばさん。こういう子供と年の離れた大人との交流ものって好きなんですが、恵利子とよく接するのはネコババよりネコババに雇われている野良猫の世話係のネコバンだし、名古屋に住む実の父に一人で会いに行くエピソードが最も印象に残る。このタイトルはちょっと違うかな・・と感じたのでした。ふと思ったのは、少女とおばあさんの関係ってのは、少年とおじいさんと比べて描くのが難しいのかもということ。例えば梨木香歩の「西の魔女が死んだ」も湯本香樹実の「夏の庭」を読んだ後だったから、世間で言われるほどの名作とはモモ母には思えなかったんですよね。おばあさんと少年だけど、井上靖の「しろばんば」もすごく好き。「ネコババのいる町で」は寧ろ大森新地の待合のあった風景が書き留められてることが面白いと思ったのでした。
二作目の「神の落とし子」と三作目の「リリスの長い髪」は妻に選んだ女性に翻弄された男の物語。女性の心に潜む奔放な性、女性=忍従というパターンが排除された点に新しさがあると解説には書かれていたけど、これまた谷崎潤一郎の「痴人の愛」のナオミの鮮烈さに比べると中途半端で、特に二作目は男の愚鈍さの方が際立っていて、読んだ後で逆に「夏の庭」と「痴人の愛」の面白さを再認識してしまったのでした。

ひとりがよく似合う

204.jpg先週末、久々に「ヘルプ」に買出しに行き、念願の「アカツキコーヒー」を訪れました。これまで何度かチャレンジしていたんですが、前回と別の曜日に行っても悉くお休みだったり、満員でゆっくり出来なそうだったり。いつもあんなに混んでたらちょっと入る気しないなと思っていたんですが、最近行ってきたという某カフェのご店主によると平日昼はそんなに混んでなかったとのこと。土曜はどうかな・・と思いつつ、中をのぞいたら一人だけだったので、念願の初訪問となりました。貼紙を見るとお休みの日のは曜日が見事にバラバラ。通りで来れなかったわけです。
色々試してみたいけど、まずは「カプチーノ」(450円)を。「ウイークエンダーズ」の珈琲豆を使っておられるせいか、感じが似てますね。やや小さめのカップだったので、ゆっくり少しずつ味わいました。こんもりミルクで口当たりが良いです。


205.jpgすっきりした店内に音楽はなく、豆を挽いたり食器を洗ったりといった作業をされる音が時折する以外は無音で、モモ母含めて3つのテーブル席とカウンターにそれぞれ一人客が座って本を読んでいるという静かな時間が流れていきました。この店は一人がよく似合う。席が比較的近いからお喋りは傍のお客さんにうるさいし、会話の内容が筒抜けになりそう・・と思っていたら、後から来た2人の席は椅子の向きが変えてあるので、思うほど邪魔にならない。先日入った店は常連さんと店の人の会話が2階にまで響いていて、1階の一見客は嫌だろうな・・と思っていたんですが、こちらはこの空間の雰囲気を乱さない節度ある声で会話されてました。
★アカツキコーヒー
一乗寺赤ノ宮町
075-702-5399
9時~18時
不定休(5月は8日、16日、19日、25日、31日)

夏の兆し

193.jpg明日から3日連続で最高気温が30度の予想。考えただけでうんざりです・・・。気温が急に上がった先週あたりから、むぎこが朝ごはんを食べなくなりました。預かりさん宅では一日200グラムほど与えておられたそうで、神戸手づくりフードは8割換算なので、朝夕80グラム、計160グラムを与えていました。避妊手術後は少し控えて朝夕75グラム、計150グラム。朝、食べなくなった当初は夜にまとめて150グラム食べたこともあったんですが、一日1回の犬もいるとは聞くけど、一気食いはなるべく避けようと朝50グラム、夜100グラムを目安にしてみました。ところが最近は夜の食いつきも悪くなっています。朝の散歩時間を早め、夜の散歩時間をかなり遅くしてるんですが、ここ数日は結構涼しかったのに、食欲は戻らず。
夏はこれからと言うのに先が思いやられるけど、これがむぎこのパターンなのか、早くも夏ばてなのか、何か病気なのか??よくわかりません。お散歩に出れば楽しげに尻尾をゆらし、跳ねたり駆けたりしているし、相変わらず草は食べたりと元気にはしています。今朝えっちゃんを連れた訓練士さんに会ったので相談してみたら、この時期体調崩してる子は多いそうだけど、元気ならまず大丈夫、全く食べないようなら2日ほど様子を見て獣医さんを受診してとのこと。今夜は85グラム食べたので、これまでの半分ではあるけど、一日60gくらいしか食べない時期もあったらしいから、それよりは食べてるとも言えます。全く食べなかったことは、今のところありません。遠吠えだのニオイつけだの本能的な行動の多い子なので、暑い時期は体重を減らすように体が本能的に調整してるのかもと思ったり。暫くは様子を見ようと思います。

おとなりに出来たのは・・・

203.jpgシャッターが目立つ北大路商店街ではありますが、「はせがわ」などの知名度の高い店もあれば、モモ母お気に入りの「食べるヤンニョン」を売る「おか家」などに加えて新たにオープンする店舗もあって、ちょっと活気付いてきたような今日この頃。アイスクリームの「ハンデルスベーゲン」の隣にあった昔ながらの玩具店が閉店した場所で最近工事が行われていました。又、新たな店が出来るんだな・・と期待していたら、なんと「ハンデルスベーゲン」のイートインスペースが拡張されたのでした。写真奥の赤い外観が元々の店舗、手前の黄色い方が新たに出来た方です。失礼ながら商店街では異質だったので、そのうち閉店するのではと思っていたけど、閉店どころか規模を拡大して頑張っておられます。(余談だけど、烏丸に出来た某スープ店も入った印象では長く続くとは思えなかったけど、どうなんでしょ?)

199.jpg以前から気になっていたのは、ここは飲み物だけでもオーダーできるんだろうか・・・ということ。アイスクリームは好きだけど、そんなに頻繁に食べたいワケではないし、珈琲や紅茶にもこだわってるというなら、カフェ使い出来れば良いのになと。で、新たなスペースの様子見に入ってみました。小心者?のモモ母、この日は普通にSカップ(350円)を注文。飲み物だけでも良いか聞いたら、OKとのことでした!窓際はカウンター、奥はテーブル席で結構居心地が良い。アイスは春季限定の「あまおういちこミルク」に「エスプレッソ」「ロイヤルミルクティ」を選んでみました。特別印象に残るものはなかったけど、エスプレッソが甘さ控えめだったのが嬉しかった。次回は珈琲を頼んでみることにします。
★ハンデルスベーゲン京都北大路店
小山北上総町
.075-494-0575
11時~21時 土日祝10時~22時
http://www.handelsvagen.com/

空飛ぶ車いす

177.jpgとっくに散った桜の写真でスミマセン・・・。「空飛ぶ車いす」というのをご存知でしょうか?病院や福祉施設で使わなくなった車椅子を各地の工業高校の生徒達が修理して海外に送る活動です。
リウマチだった母が使っていた車椅子。いつか父が使うかも知れないと思って残していました。母が亡くなって16年以上経った昨年、転倒骨折した父にいよいよ必要になったんですが、高齢化が進む日本の福祉用品の進歩は目覚しく、車椅子も母が使っていた当時より軽くて使いやすく改良されていて、しかも介護保険を使うと購入しなくてもレンタルできてしまうので、身体状況に合わせて返却したり、別のものに換えてもらうことも可能になっていました。なので残しておいた古い車椅子は不要に。でも捨てるのは勿体無い。そこで思い出したのが「空飛ぶ車いす」です。京都市内の工業高校に電話して、桜の頃、担当の先生に取りに来てもらいました。業者ではないので、連絡してから引き取りまで数ヶ月かかりましたが、修理をしてアジアのどこかに行くとのこと。ベトナムやタイ、インドネシアなどでは車いすは自費での購入になり、高くて買えない人が多いのだそう。高校生たちが自分たちの技術を社会に生かす経験には教育的意味もあり、また現地に運ぶのもすべてボランティアで、飛行機の手荷物で運ぶと輸送料がかからないことから旅行のついでに持って行ってくれる人、空港で受け取ってくれる人などの連携で成り立っていると言います。勿論、母の車いすを取りに来てくれた工業高校の先生もその一人。世の中、いろんな人が、いろんな分野で善意の活動をしてるんですね。モモ母は利用することや伝えることでしか支援できないけれど、そのことはいつも心にとめておきたいと思っています。
http://www.nisshasai.jp/soratobu/soraisutoha/index.html

中煎りに目覚める

198.jpgフランジパニ」と共に、モモ母にとってなくなっては困る大事なお店が新大宮商店街の「昼行燈」。でも、4時半までの営業時間になかなか間に合って行けなかったり、子育て中ゆえの臨時休業があったりで行く機会がなく、月曜に漸く訪れました。大好きなこたつ席、前回行った時は先客がおられ、今回は既に片付けられていて、この冬はついに一度も座ることが出来ませんでした。残念・・・。まぁこの日は気温30度以上の真夏日だったし、なくなってて当然ではありました。でも、火鉢はまだあって、何となくほっとしました。やっぱり「昼行燈」には火鉢が良く似合う。



197.jpg苦味のある珈琲が好きなモモ母、「昼行燈」さんではたいてい誠ブレンド(400円)の深煎りをお願いします。豆を買う時も当然深煎り。でも、「コラソン」でコクがあるけどくどくない深煎りを飲んで、これまであちこちの店で飲んで来た深煎りってちょっと強すぎるかもと思い始めていたので、今回久々に中煎りをお願いしてみました。というのも、お店のご主人が深めの焙煎が好みなので、誠ブレンドは中煎りでも結構深い、中深という感じ。なので中煎りも十分モモ母好みなのです。久しぶりに飲んでみると、適度な苦味とコクがすごく良い感じ。今の自分の好みに合ってる気がします。暫くは中煎りを飲んでみようと思います。
CAFE昼行燈
紫野下門前町
075-204-8816
11時~16時30分 
土日休 不定休あり

ココニイルコト

194.jpgお散歩で顔見知りのワン&飼い主さんをみつけると、駆け寄ってワンコと遊んだり、飼い主さんに甘えるむぎこ。最近、ジジちゃんというちっちゃなワンの飼い主さんから、「あんた、毎日楽しそうやなぁ~」と何度か言われました。怖いものを見ると後ずさりしてビビるむぎこだけど、河原でリラックスしてる時は傍目にも楽しげに映るようです。
「はぴねす」さんにレスキューされたむぎこがこうして京都に来て、加茂川を楽しげに歩き、家でも甘えん坊ぶりを発揮しているのって、何か不思議な気がします。「はぴねす」さんのブログで、「水道に例えると捨てる人が蛇口、受けるバケツが保健所などの愛護センター、そこから溢れた水が処分されるコたちだとすると、どんなに大きなバケツを用意しても限度があって、いつか溢れる」と書いておられました。(蛇口も問題だけど、水を供給する水道局のようなパピーミルにさらに問題アリと思うんですが、その話はまた今度)むぎこは運よくあふれなかったけれど、あふれた子の中にはむぎこと同じように家庭犬として問題のない子、モモよりずっと飼いやすい子がたくさんいたはず。当初はむぎこは譲渡会には参加しないことになっていたのでガッカリしたモモ母は代わりに同じ日に奈良で行われる別の団体の里親会に行こうと思っていました。「はぴねす」さんの譲渡会が急遽1日早まってむきこが参加することになったから会うことが出来、今、こうやってモモ母家にいるワケです。あの時、奈良に行っていたら?むぎこがバケツからあふれる前にすくってもらって、河原を楽しげに歩いているのは偶然、それとも必然だったのか?「はぴねす」さんの譲渡会が今週末にもあるようです。興味のある方、あなたの運命の子がいるかも知れませんよ☆
※「はぴねす」さんの譲渡会の日が変更されてます!ご注意ください。

「ダイヤモンドダスト」

192.jpg南木佳士の「ダイヤモンドダスト」を読みました。古書店の100円コーナーでみつくろうことが多いモモ母のカフェ用の本。知らない作家がたくさんいるなぁ・・・、芥川賞取ったのか・・・と予備知識なしに購入、南木佳士って長野県の佐久総合病院勤務のお医者さんなんですね。佐久総合病院と言えば、故・若月俊一先生が農村医療に取り組まれた地域医療のメッカ。難民医療日本チームに加わってタイやカンボジアでの医療にも携わったとかで、きっと心温まる作品に違いないと読み始めたんですが、思っていたのとはかなり違いました。毎日医師として亡くなっていく人たちを見る精神的な負担がどうしょうもなくなって、これはどういう状況なのか一度ものに書いてみようと思ったのが小説を書き始めた動機というから、勝手に期待してたのが薄っぺらなヒューマニズムなのかもとも思う。
描かれるのは難民医療活動に参加して帰国した医師や看護士、家庭の事情で医師になることを諦めて父を介護しながら看護士を続けるなど、作者の周囲から着想を得た人物たち。設定やストーリーはフィクションなんだろうけど、カンボジアで日本語がわからないお婆さんに「あなた治らない癌ですよ」と告げ、「この言葉、一度言ってみたかったんだよな」と言った医師が、帰国後大きな病院の外科医長になって看護学校で生徒に一番人気だとか、ノルマが達成できないと収容されてる難民から患者狩りをして、日本だと第二助手くらいしかできないはずの新米医師が滅多にない機会だからと癌の手術の執刀医に選ばれる、といったエピソードは、きっと実際にあったことなんだろうなと思う。表題作は命のきらめきを思わせるタイトルとは裏腹に、時はとどまることなく流れ、人は去っていくという鴨長明みたいな無常観を感じるのでした。

ふんわりカプチーノ

190.jpg「華祥」でお昼を食べた後、込み合う前にお店を出て、お茶をすることに。東大路を北上して、叡電元田中駅前の「ウイークエンダーズコーヒー」に入りました。自家焙煎珈琲の専門店にリニューアルされてから訪れるのは初めて。なるほど、以前座った窓際のスペースには焙煎機が置かれていました。
奥の席に座って「カプチーノ」(450円)を注文。入った時はほかにお客さんがおられなかったので、広々とした店内が一層広く感じられて、ゆっくり出来ました。インテリアの雰囲気も変わって、スタイリッシュな感じ。以前はよくある学生街の喫茶店という印象だったので、モモ母は今の方が好みです。


191.jpg食べてみたいと思っていたフードメニューがなくなったようで、純粋に珈琲が好きなお客さんにターゲットを絞られたみたい。カプチーノはふんわりミルクが心地よい苦味とマッチして飲みやすい。漆作家Kさんのカプチーノと違うデザインだったので、2つ並べて撮影してみました。
★WEEKENDERS COFFEE
田中里ノ内町
075-724-8182
10時~19時 
水休
http://www.weekenderscoffee.com/

現代の名工が作るリーズナブル中華☆

188.jpg現代の名工にも選ばれた絶品中華の「華祥」に行きました。2年ぶり、里の前に移転されてからは2度目の訪問です。当初は前の週に行く予定をしていたんですが、天気予報が雨だったので並ぶことを考えて、連休明けの方が空いてるなと思って木曜に。開店早々の午前11時に行ったので、すんなり入ることが出来ました。前回はお昼のセットは多いと思って単品でオイスターやきそばを食べたけど、やっぱりセットにするべきだったかな・・・と思ったので、今回はあんかけ焼きそばセット(800円)に決めてました。焼きそばにからあげとご飯、ザーサイがついて800円。 単品750円から50円アップするだけでこの充実。ごはんは少なめでお願いしたので、ちょうど良い量でした。太めのそばに野菜やイカ、えびがたっぷり入ったて、久々に食べたけど、やっはりモモ母好みで大満足。あんの具合もちょうど良いんですよね。

189.jpg下の写真は構成作家Iさんが頼んだ麻婆丼。丼というより麻婆皿という感じですが、素材それそれの味が際立って美味しい!でも唐辛子と山椒が効いて辛いので、モモ母はエビチリ同様最後まで食べられないから、一口すくってご飯にかけていただくと、ちょうど良い量で堪能しました。1階は結構一杯だったけど、時間が早かったこともあって、この日は2階をほぼ独占。やはり連休明けだからか、今は平日ならそんなに混まないのかよくわからないけど、このくらいの混み具合がちょうど良い。でも、田口シェフは相変わらず忙しそうで、目と目でご挨拶しただけでお話が出来なかったのがちょっと残念。また行きたいと思います。
華祥
田中里ノ内町
075-723-5185 
11時~14時 
17時30分~21時30分 
水休
www.kasyou.jp/

こむぎの過去

187.jpgむぎこがモモ母家に来て、もうすぐ5ヶ月。謎の女むぎちゃんの謎は深まるばかりです。とにかくすごい甘えん坊で、えっちゃんのお母さんに可愛がってもらって道の真ん中でゴロンとお腹見せた時に、根っからの野犬だったら絶対こんなことしないよねと思ったんですが、人と暮らした経験があるなら、なんで前の飼い主さんと離れたんだろ?
迷子だったらきっと必死で探すはずだけど、その形跡はなし。捨てられたんなら捨てる理由があると思うんですが、無駄吠えは一切しないし、全然粗相しないから家も汚れない。留守番もお利口に出来る。噛み癖どころか歯を当てることすら5ヶ月で一度もない。保健所送りになる犬って飼い主にとって何らかの問題があるからだと思うんですが、捨てられる理由がみつからない。むぎこ最大の問題である超ビビリは寧ろ保健所で怖い目をしたトラウマだと思うので、むぎこがこれでダメだしされるくらいなら、モモなんかとっくに捨てられてるよ。じゃあ飼い主さんは自らの意思ではなく、例えばホームレスで住んでたところから退去を命じられたとか、逮捕されたとか、末期で入院したとか、断腸の思いでむぎこを野に放ったんだろうか・・・。もうすっかりうちの子だから120万円積まれても返さないけど、本当はむぎこに一目会いたいと思っておられるんだろうかと思ってみたりしています。

大人のカフェ時間

185.jpg知らない間に祇園界隈に新たなカフェが最近たくさん出来ている模様。でも色々チェックしてみると玉石混合で、大したことない店も多そうです。見事な空間でブレッソンの写真と北大路廬山人の器を堪能した後は、お茶も本物を楽しみたいと思って、訪れたのが「ZEN CAFE」。くずきりで有名な老舗「鍵善良房」が昨年11月オープンさせたカフェ。「然花抄院」のカフェとは全く別のお店です。
少し迷って鍵善良房祇園南店を発見。カフェはその北隣にありました。入っていくと連休明けながらカウンターには結構お客さんがおられたんですが、奥のテーブル席に行く手前に一人席が設けられていました。一人席は左右両側にあって、それぞれに本棚が置かれ、小さな書斎のようになっています。カウンターのお客さんの喋り声は聞こえてくるけど、カウンターを背にして一人席の椅子が置かれているのと、クラシックギターが静かに流れているので全く気になりません。

184.jpgセットの飲み物は煎茶や紅茶、コーヒーなどから選ぶんですが、「特製くずもち」(800円)に珈琲は合いませんか?とお聞きしたら、和菓子に合うよう考えてブレンドしてあるので大丈夫とのことで、くずもちと珈琲のセット(1500円)を。この珈琲がとっても上質で、バランスが良い。豊中のチッポグラフィアという店の豆を入れているそうです。くずもちもあっさり上品な味で、きなこと黒蜜をかけていただきます。こういう上品な和菓子は若い頃なら高いだけと思うかも知れない混じりけのないピュアな美味しさです。何必館での鑑賞後にぴったりの大人の時間を過ごすことが出来ました。
★ZEN CAFE
東山区祇園町南側5
075-533-8686
11時~18時 月休
http://www.kagizen.co.jp/

「アンリ・カルティエ=ブレッソン展」

182.jpg祇園の「何必館・現代美術館」で5月26日まで行われている「アンリ・カルティエ=ブレッソン展~一瞬を永遠に変える」を観ました。ブレッソンと言えばチラシの「サンラザール駅,パリ」やチケットに使われてる「パリ」が有名で、洒落た写真を撮る人というイメージだったので、「報道写真を芸術の域に押し上げた」という解説を見て、報道写真にカテゴライズされていたんだ・・とちょっと意外。数々の作品は写真集のタイトル通り「決定的瞬間」を捉えていて、四角い画面の中の人物の表情、動作も含めた構図が芸術的なバランスに達した一瞬にシャッターを切った感じ。
だからぬくもりや生き様といった人物の内面より、とにかくフォルムとしての面白さが前面に出ていて、キュリー夫妻のポートレートなんかも、長年生きてきた結果、形作られた顔を写してる感じがしたし、ダブリンの競馬場での一枚もネクタイにメガネ、蝶ネクタイ姿の紳士と、その横に並ぶ馬の顔が、2つの造形として対等に並んでる感じ。

183.jpg圧巻は夥しい数の頭部が画面を埋め尽くす「デリー、インド1948」。このひとつひとつが人間ってことは凄まじい熱気が現場にはあるはずだけど、無数の丸い頭によって構成された世界に驚くばかりです。壁の落書きまでもがブレッソンに切り取られると見事なアートとして画面におさまっているわけで、この世に存在する美しいものに気づかせてくれるのが写真家なんだなと今更ながらに思ったのでした。5階の光庭の新緑の楓も見事で、良いものを目にした喜びを感じたひとときでした。下の写真は購入したポストカードの中のジャコメッティ。ドアノーのジャコメッティと全然違うのが面白い。
http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html

仔犬から飼うということ

180.jpg薄暗くなりかけた河原をむぎちゃんと歩きながら、去年の今頃はモモとこの景色を見ていたなぁと思い返していました。モモとむぎことどっちが飼いやすいかというと、断然むぎこの方が飼いやすい。2頭目でモモ母が慣れたことも勿論あるけど、モモが今のむぎこと同じ2~3歳の頃と言えば、そりゃあ我が強く、やんちゃで、犬は2歳を過ぎると落ち着くなんてウソだね・・と思っていました。
でも、今思うと、つくづくモモはモモ母の都合に合わせてくれていました。家でトイレできるからお散歩の時間をそんなに気にしなくて良かったし、途中どこでお買い物をしても大人しく待っていました。むぎこも最近はモモと最後に行ったスーパーでどうしても買いたいものがある時は待たせることがあるけど、駆け足で必要なものだけカゴに入れて速攻でレジを済ませ、滞在1~2分で戻ってやらないと、心配です。雨の日はお散歩なし、2人とも留守をする時はペットショップや訓練士さんちにお泊り。どれも小さい頃からやり慣れてるから、嫌がることなく、ごく自然に受け入れる犬になっていた。それが仔犬から飼うということなんだなと改めて思います。初めて犬を飼い始めた方は、どうぞ飼い主のライフスタイルにストレス無くあわせられる子に育ててあげて下さい。思ったようにいかないことも多いけど、困った時はペット業界のプロや長年犬を飼ってる先輩に相談すれば良い。モモ母もモモがマジで手がつけられなくなる前に手を打っておこうと訓練士さんのお世話になりました。おかげで天真爛漫さを残しつつ、とっても気の良い子になりました。どうかくれぐれも虐待したり、飼育放棄したりしないで下さい。モモ&こむぎからのお願いです。

やっとあった!

179.jpgモモ母家ではパックごはんを常備しています。炊いたご飯が中途半端で新たに炊いた方が良いか迷う時は、炊かずにもし足りなかったらパックご飯を追加することが多いし、知らない間に父が食べていて、炊飯器を開けたら予定してたよりご飯が減っていた時なんかも利用できて便利です(余ったご飯を冷凍してる場合はそっちを食べることもありますが・・・)。でもパックご飯って酸味料が添加されてたりして美味しくないものが結構多い。「原材料名うるち米」とだけ書かれたものを選んでいます。

178.jpgモモ母はサトウのごはんの近江米が好きなんですが、地元なのにこれがなかなか売ってない。一流和菓子屋がもち米に近江羽二重を使いたがるように、滋賀県のお米は優秀なのに、ブランド米信仰が強いのか、近所のスーパーには新潟産コシヒカリか秋田産あきたこまち以外は滅多に見ないし、モモ母が買ってる鞍楽ハウディでも在庫切れのことが多いです。日曜に寄ったら久々にあったんで2パック買っておきました。前回買った時に一緒に買った佐賀県産「さがびより」と見比べて気づいたんですが、同じ200グラムなのにカロラリーか微妙に違う。ほかにどんなのがあるかとサトウ食品のサイトを見たら、こんなに種類があるじゃないですか!未だ見たことがない滋賀県産コシヒカリなんてのもありました。地産地消と言われるんだから、こういうのを京都のスーパーでもっと置いて欲しいです。

ギョエ~ッ!!

176.jpg火曜からむぎこのハーネスが新しくなっています。来た当初は事務所のS君から「ガリガリやな・・」と言われていたむぎちゃん。毎日ごはんをしっかり完食しているせいか、最近は細い印象はなくなり、ハーネスがきつくなっていました。モモがお世話になった訓練士さんからボディハーネスは日よけになると言われていたし、新しいのをそろそろ買おうとは思っていたんです。でもまぁ5月になってからでいいやと思っていました・・・。
えっちゃんのお散歩に来ていた訓練士さんに、そのうちお店に行きますと言っていた月曜の夕方、河原でむぎこは盛んににおいつけ。よくやることなので面白がって動画撮影していたら、なんか食糞したみたいで慌てて阻止。よく見たら、体にブツを思い切りこすりつけていたみたい!!!愕然としながら一目散に家へ。途中大阪から来たさくらちゃんに会ったけど、遊んでる場合じゃないので「また今度」。お父さんも「大変ですね・・・」と一言。

175.jpg帰宅してすぐシャンプーしたものの、汚れたハーネスでは散歩に行けないので、翌朝、雨の中を訓練士さんのお店へ。ボディハーネスは希望するデザインの適合サイズ(首まわり30センチ、胴回り48センチでした)がなかったので普通のタイプを買いました。親バカですが、これがとってもよく似合う☆水曜は新しいハーネスでお散歩していたら、大きな虹が出ていました。河原にいた人が揃って同じ方向を向いて写真を撮ってました。みんな良い顔。北大路橋の下でギターを弾く人がいたのでBGMもあって、なんか映画のワンシーンみたい。ブツまみれでうんざりすることもあるけど、こういう小さな感動にも出会えるのが、ワンコとの暮らしの良いところです。

智恵光院で寛ぐ

173.jpg月中にこむぎを獣医さんに連れて行く車の手配が難しそうだったので、ひとまずフィラリアの薬をもらいに行くことにしました。午後の診察まで少し時間があったので、それまで「カフェマーブル」の智恵光院店で過ごすことに。一年ほど前に初めて訪れ、その後も何度か入ろうとしたことはあったんですが、閑静なエリアにもかかわらず結構込んでることが多く、しかもどちらかというと高齢化した地域だと思うのに若いお客さんばかりで、ちょっと落ち着かない感じ。諦めて別の店に入っていました。この日はまだ連休前の平日だったせいか、結構ゆったりしていたので念願の2階へ。公園に面した奥の窓際に座って、「カフェラテ」(550円)をお願いしました。

174.jpg連休中はまた混んでるんでしょうけど、この日の2階は広いスペースに2~3組だけのお客さんで、しかも席と席が離れているので、とっても落ち着きました。公園を見下ろしながらのカフェタイムは平和な気持ちになります。皆さんゆったりされてるようで、一人客も二人でお喋りしている人も滞在時間は長め。モモ母が入った時にいた2組よりもモモ母の方が先に出ました。タルトやキッシュ、スコーンなどの持ち帰りメニューも豊富。人気なのがよくわかります。
★cafe marble智恵光院店
上京区笹屋町通智恵光院西入
075-451-8777
11時30分~22時(金土~24時、日~20時) 
水休
http://www.cafe-marble.com/
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