「夜の画家たち~蝋燭の光とテネブリスム」

751.jpg大山崎の「志村ふくみ展」を観たいと思いながら行けなかったモモ母。「日曜美術館」のアートシーンでやっていた「夜の画家たち」に心惹かれ、最終日にふくやま美術館まで出かけました。
闇の中で光によって事物が浮かび上がる表現は「テネブリスム(暗闇主義)」と呼ばれて、バロック美術の時代にヨーロッパで大流行したのだそうです。その後、近代日本でそうした西洋美術に出会った山本芳翠は「全く光のついている様だ」と驚き、「斯ういう様な画をかく様になろうという考を起こした」そうです。最初に展示された月夜に浮かび上がる舟を描いた高橋由一の「中洲月夜の図」や、行燈の傍の2人の女性を描いた日高文子の「燈下婦人図」等の作品からは、明暗表現に出会い、魅せられた明治の画家達が賢明に表現しようとする思いが伝わってきます。

752.jpg亀井竹二郎の「懐古東海道五十三驛眞景」も「それまでの東海道を描いた浮世絵とは大きく異なり、あたかも街道に立っている様な臨場感を与えます」と解説されていた通り、黄昏時の街道筋や夜の旅籠の情景に浮世絵にない奥行とリアリティがありました。呼び物は夜の画家の代表格ジュルジュ・ド・ラ・トゥールの「煙草を吸う男」と芳翠の(灯を持つ乙女」の共演。この2つが並ぶ様子を観られただけでも、福山まで行った甲斐がありました。池田遙邨の「錦小路の夜」は両脇の暗い建物の中から光を放つ錦市場の賑わいが印象的。高島野十郎の「蝋燭」は小品ながらを心に残る作品でした。美術館の芝生の向こうに福山城が見え、辺りは市民の憩いの場という感じで、そのロケーションも素敵でした。4月18日からは山梨県立美術館で行われます。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/37718.html
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満ち足りた朝

748.jpg昨日のニュース、NHKの大越さんはソツなく終わりましたが、報ステの古賀さんと古舘さんのやりとりは大波乱でしたね。いきなり予定にないことを喋り出したんで、こりゃCM流れてる間にスタジオは騒然としてるだろうなと思いながら見てました。実名出しての唐突な暴露発言は、やはり放送人としてかなりマズイと思う。でも、前は事前に言ったらスタッフが怒られたので、今回は自分だけの責任になる様に内緒にしてたんだそう。それだけ事態が深刻ということだけど、やり方が過激故に、その真意まで否定されないか心配です。

749.jpgさて、久しぶりに「フランジパニ」でモーニングを食べました。他の店にも行きたいけど、「フランジパニ」や「のばら珈琲」のサラダたっぷりモーニングを食べると、よそのサラダのないものに魅力を感じなくなっています。この日のサラダはきりぼし大根と柔らかな春菊が印象的。きりぼしは戻してごまドレッシングをかけただけだそうですが、サラダにしても美味しいんですね。一度家でもやってみようと思います。春らしい光が店内にさして、ピアノの心地よいメロディが流れる明るい朝。とても満たされたひとときでした。帰りに奥さんにむぎちゃんの様子を聞いて下さいました。「この前、触った感触と憂いのある目が忘れられない」とお店の方。また連れて来てと言って頂いたので、近いうちにむぎちゃんを連れて行こうと思います。
フランジパニ
室町通鞍馬口下る
075-411-2245 
10時~18時 
日・木休

犬を忘れる・・・

747.jpg4月の番組改変で、報ステは昨日の恵村さんに続いて、今日は"I am not ABE"と宣言した古賀茂明さんとプロデューサーが更迭ニュース9は大越さんが官邸の意向で更迭。皆さん、最後にどんなことをおっしゃるか楽しみです。
さて、むぎちゃんは最近一人で夜を明かした日が2回もあったせいか、以前より1階で過ごすことが増え、時々モモ母がパソコン作業してる時も甘えに来て、顔をスリスリします。こむぎと暮らしていると、犬であることを忘れそうになります。勿論、どう見たって犬なんですが、犬と暮らすと室内で粗相したり、ものをかじられたり、部屋を荒らされたりと言ったことは、当然覚悟しないといけない訳です。でも、こむぎにはそういう煩わしさが全くない。そりゃごくたまに妙なものを噛んだ跡があって、ドキッとすることはあるけど、それは余計なものを床に置いておいたモモ母が悪いのです。机の上にあるものは、例え犬用のおやつでも絶対手を出しません。これは本当に感心します。1階から「お散歩」「ごはん!」と呼べば降りてくる。呼ばなくてもモモ母が玄関でお散歩準備をしていると、気配を察知して降りてきます。留守中にさくらちゃんママがお散歩に連れてってくれた時はごはんを食べ終わった後、手で合図したら自ら2階に上がって行って、さくらちゃん達が帰る時も、もう下には降りて来なかったそうです。「人より空気読む」とさくらちゃんママ。「どうしたらこんな賢い子になるんやろ?」とモモ母が言ったら「捕獲して、ビビらしたらええんゃう?」と事務所のS君。いやいや、そうじゃないでしょ・・・。でも、こんなに空気を読む子だから、きっと捕獲されてる時は、自分がここでどうなるか理解していたはず。「はぴねす」さんにレスキューしてもらって、ホントに良かったね。

「美雪晴れ」

707.jpgみをつくし料理帖」9作目「美雪晴れ」を読みました。・・・と言っても読んだのは随分前ですが。シリーズも次巻で終わり。かつて「天満一兆庵」のご寮さんだった芳も相応しい所におさまり、「つる家」には臼と政吉夫婦が新たに加わり、澪は独立を控えて吉原で卵黄の味醂漬「鼈甲珠」を売るなど、結末に向けて整理されつつある感じの巻でした。
興味深かったのが亡き又次の供養に日を限って提供された面影膳が、この年の料理番付の関脇になったエピソード。番付の上位に載った話題の料理を食べさせろと連日押し寄せる一見客の為、三日精進以外の日も面影膳を売り出す方法もある。でも主人の種市はそれを拒否して、「面影膳、文月十三日から十五日の三日間のみ」と書いた紙を表に貼って、番付後も提供することはしない。「この時とばかり面影膳を売り出したら、つる家は料理屋として長くは続かない。そうしなかったことが常客をどれほど安堵させ、また誇らしく思わせているか」と名店「一柳」の主人・柳吾は、種市の判断を高く評価します。読者も同じ気持ちになる訳ですが、でも実際はこうした判断はかなり勇気がいるし、「マスコミで紹介されました!」と看板商品を大量に売り出す店の方が現実には多い。料理屋の理想を貫けるのはフィクションだから・・と言う気もします。でも、考えてみれば「すや」の「きんとん」や「老松」の「夏柑糖」も有名だけど旬の時期だけ。夏蜜糖なんて夏の盛りにもう販売終了してしまいます。他の産地のものを使って期間延長する手もあるけど、萩の契約農家のものだけを使うから終了期間はその年によってまちまちです。澪は「利を薄くして、少しでも多くの人に買ってもらう商い」と「利を厚くして、それが買える人だけに買ってもらう商い」どちらが正しい訳ではないけれど、どちらのスタンスで行くかは料理人の澪にとって大事なこと。その方向が見えたところで、この巻が終わりました。次はいよいよラストです。

神保町の老舗

746.jpg新宿サザンシアターで「田茂神の一族」を観る前、神保町に行ってみました。神保町に着いて、まず訪れたのが交差点からすぐの「柏水堂」。以前、出版社勤務Nさんからもらった「ソネット」がとても印象に残っている洋菓子店。行ってみると、パリの街角にありそうなオシャレなパティスリーと違って、いかにも昭和な店構え。若い頃ならきっとノーマークだったと思います。でも、こちらは皇室御用達のお菓子があったり、小津安二郎や太宰治、三島由紀夫、向田邦子らが贔屓にしたんだそう。

745.jpg入ってみると、店員さんは皆さん結構ご高齢。古き良き東京を感じさせます。昼過ぎだったのに、一週間かけて作るというマロングラッセは既に完売。ココアを使ったドイツ風パイとの説明書きがあった「ブレッツェル」(220円)も真面目な味がしたけど、やっぱり「ソネット」がとびっきり美味しい。ラム酒に漬け込んだレーズンが3粒入ったバタークリームをクッキーでサンドした、いわゆるレーズンサンドですが、サンドの表半分にチョコがコーティングされて見た目が可愛い。さらにクッキーの裏側には全面にチョコがコーティングされて、これが美味しさの理由ではないかと思います。このチョコが上質だと思ったら、こちらのサイトに「チョコに使うカカオもドイツからトン単位で輸入している」とあり、見た目の地味さと裏腹に、こちらのお店、かなり良い材料を使っておられる様です。さすが多くの文化人に愛されてきた老舗ですね。
★柏水堂
東京都千代田区神田神保町
03-3295-1208
9時半~19時

とうとうお別れ・・・

744.jpg東山安井の「やすい亭」、昨日3月22日が最終日でした。前回の「ひょうたん弁当」も大満足でしたが、やはり閉店までにもう一度「洋食弁当(上)」(1850円)は食べておきたい。昨年初訪問時に食べて、美味しさとボリュームにビックリしたのが、これでした。最近は名残りを惜しむ人達で混んでるので予約して出かけ、色々な種類を頼むと時間がかかるだろうと思って、みんな同じものを注文し、待つのが嫌いな事務所のS君は15分遅れで来る段取りに。それでも結構待ちましたが、「やっぱりうまいなぁ・・」とS君も満足。エビフライにハンバーグ、エビクリームコロッケからグリルチキン、オムレツ、ウインナーまでついてCPの良さ抜群です。


743.jpg最後は洋食弁当(上)でと思っていたんですが、混雑しててゆっくりご挨拶出来なかったのと、あの帆立フライがもう食べられないと思うと名残惜しくて、結局先週末にもう一度行ってしまいました。昼時は混むだろうと思って、遅めに出かけたのに、2時半近くにも関わらず満員。30分くらいかかって良ければと言ってもらったので待つことにし、「ほたて貝柱フライ定食」(1430円)を。「お昼の定食」では2つだった大きく柔らかな帆立フライが5つも出て来て、堪能しました。衣に包まれた半ナマ帆立に絶品のタルタルをつけて味わいながら、美味しいエビフライやエビクリームコロッケはまたよそで食べられるけど、こんなに美味しい帆立フライはもう食べられないかも・・と思ったのでした。3時をかなり過ぎてお客さんも漸く減り、御夫婦に美味しい料理のお礼とお疲れ様でしたのご挨拶をしてお会計。閉店後は湯葉を中心にした日本料理の店になるそうです。

唯一無二の魅力

741.jpg新たな商業施設が次々とオープンする一方で、東京會舘や大坊珈琲店等、歴史ある店や建物が取り壊され、どんどん姿を消して行きます。ある間に訪れておかないと・・と思わずにいられないのが、荻窪の「邪宗門」。確かにあの建物は大きな地震が来たら、やばそうです。店の前に立ち、営業しているのを確認すると、ホッとします。ホワイトボードには「おかげさまで59年」と書かれていました。
急な階段を上がると日曜だからか満員。ちょうどお客さんが帰られる所で、入れ替わりに窓際の席に着くことが出来ました。ほぼ同時に来店したカップルも手前に着席。でも、奥様はなかなか上がって来られないので、先客のカップが長く置かれたまま。ほかにもまだ注文したものが来てないお客さんもある様子だったけど、でも誰も文句は言いません。無理せず、ゆっくりで構いませんよ・・・という了解が客側にある。

740.jpg暫くして漸く奥様が前のカップを下げに来られました。高齢女性が、かなりの量のカップ類を銀の丸いお盆に乗せて、モモ母も足を踏み外しそうになる急な階段を降りて行かれたことに寧ろ感動。マンデリン(530円)はこぶりの素敵なカップで出されましたが、たっぷり入ったサーバーを置いて下さったので、3杯は飲めたと思います。柱時計が時を告げる学生時代にタイムスリップした様な空間。でも、渋谷の老舗Hみたいに接客をもう少し勉強して欲しいなと思う様な若い男性が引き継いだんでは、この店の魅力は半減してしまいます。おそらくここのファンは、この空間と同時に、この奥様に会いに来られるんだろうと思うのです。荻窪邪宗門の唯一無二の魅力は、まさにそこにあると改めて思ったモモ母でした。長居をしたので、はしごしようと思ってた高円寺のカフェは又の機会になりました。
邪宗門
東京都杉並上荻
03-3398-6206
15時30分くらい~21時
http://www.jashumon.com/index.htm

ココア落雁が買えて嬉しいけど・・・

739.jpg東京駅に着いたら、まず丸の内のJPタワー「KITTE」に行ってみました。前日の北陸新幹線の金沢開業で盛り上がる東京駅、お目当ての金沢の落雁の老舗「諸江屋」は常設の様です。金沢に行ってココア落雁「La・KuGaN」を買いたいと思いながら、なかなか実行できないモモ母には有難い。ココアの味が濃厚で、落雁がそれほど好きではないモモ母も、また食べたいと恋しくなります。お店のサイトには「カカオパウダー100%使用で乳由来、大豆由来の原料は使っていません」とあり、和三盆とカカオの上質さならではのピュアな美味しさです。
・・とまあ、諸江屋が出店してるのは良いんですが、「KITTE」は地下しかいかなかったけど、郵便局だからファミリーを意識したのか、丸ビルや新丸ビルに比べると、イオン京都桂川にも通じる庶民的な雰囲気。JPタワーって38階の超高層ビルだそうで、東京駅前にこういうのって本当に必要なのかな? 

695.jpgスカイツリー、虎の門ヒルズにコレドを中心とした日本橋再開発、震災で懲りたはずのベイエリアに富裕層向けのタワーマンションが乱立してる様だし、J新駅開業も予定されて、東北の復興の遅れが指摘される中での、東京でこうした建築ラッシュは何か違うんじゃないの? と思う。今も仮設住宅での生活を余儀なくされてり、経済的な困難を強いられる被災者が置き去りにされて、東京の方が優先順位が高いとは到底思えない。復興予算のうちの9兆円が使われないままだそうですが、東京の工事が大幅に遅れた話はあまり聞かない。東日本大震災から4年、「復興したのは東京だった」と書かれた「世に倦む日々」さんの記事が印象的でした。
★諸江屋KITTEグランシェ店
東京都千代田区丸の内
JPタワー地下1階
03-3217-2023
10時~21時(日~20時)
http://moroeya.net/

「田茂神家の一族」

738.jpg新宿「紀伊国屋サザンシアター」で29日まで上演されている東京ヴォードヴィルショー第70回公演「田茂神の一族」を観ました。創立40周年記念興行第五弾として三谷幸喜が書き下ろした新作。ちなみに40周年記念興行を2012年からやっていて、実際は劇団創立42年です。三谷といえば場面転換なしで展開されるコメディが特徴で、今回の舞台は村長選挙の合同演説会の会場、観客は演説会の聴衆というシチュエーション。客席通路でまいど豊を見かけたと思ったら、彼も演説会を聴きに来ていた設定の候補者の息子役でした。歌で進行を盛り上げるコロスを登場させ、時計を進行と共に動くなど、仕掛けも面白い。
立候補した候補や演説会の進行役は全員が田茂神姓という親戚同士。これまで6期24年にわたって村長を務めた伊東四朗演じる嘉右衛門は企業と癒着。後継者と思われた長男が急死して、嫁が涙ながらに立候補、次男、三男、嘉右衛門の弟、東京からやってきた遠縁の男も名乗りをあげて、何とも下らないネガティブキャンペーンが展開されます。唯一まともそうなエネルギー政策を主張する角野卓造演じる茂に一本化されると思いきや・・・・。バカバカしい話に仕立てられてるけど、選挙コンサルタントが操っていたり、血縁が左右したり、知名度や何だか良さそうという雰囲気だけで安易に投票するとどうなるか・・という警告が込められていて、今のご時世にピッタリの作品でした。茂が「きちんと理解せずに良いと思ってしまったあなた達は私のことを笑えない」と言うのは「騙されたあなたにも責任がある」と言った小出裕章さんに通じます。この作品は座長B作の故郷、福島で幕を上げたのでした。どうしようもない政治家に村や国を任せているのは、聴衆としてこの芝居に参加した観客というのは喜劇でもあり、悲劇でもある様です。
http://www.vaudeville-show.com/

また買ってしまった・・・

737.jpg東山安井を少し上がったところにある観光客にも人気の雑貨屋さん「ミハス・ピトゥー」。以前はカフェもやっていたんですが、今は1階と地下での営業。狭い店内にムーミンなどのキャラクターやマトリョーシカなどのグッズ、アクセサリー、服飾雑貨が所狭しと並んだ、いかにも女の子好みのお店。「やすい亭」のすぐ近くにあるので、最近はよく前を通る様になりました。先月、「やすい亭」に行こうとしたら満員で諦めた後、残念な気持ちを紛らわそうと久しぶりに入店しました。
若い頃ならこの手の店に行くと、つい可愛い雑貨をあれこれ買ってしまって、部屋にゴチゴチャとものがたまってまうんですが、さすがに今は見るだけ・・・のつもりが、何とも心ひかれたのが「チェブラーシカ ビスケットボトル アップルジャム」。

736.jpgうちには恩師M先生にいただいたチェブちゃんがいるし、チェブラーシカグッズがあっても自粛するけど、これは食べたらなくなるし、空き瓶は何か入れられそうだし・・・なんて理由をつけて買ってしまいました。アップルなのに赤いジャムだったり、添加物も入ってビスケットのクオリティが高い訳でもないのに・・・。ムーミンのビスケット同様、この手のグッズには魔力がありますね。店の看板に「ぐりとぐら展」のポスターが貼られていました。以前銀座で行われた原画展が伊丹市立美術館で行われる様です。
★Mijas Pittoo
東山区月見町
075-533-1010

「エイギョウシテイマス」

697.jpg東京ネタをはさんだり、更新をサボっていたりして、記事にしたいことがどんどんたまっていく今日この頃・・・。すっかり日が経ってしまって今更けれど、「咲や」でお昼を食べた後、雨宝院の前を通って「のばら珈琲」に行ったのでした。店の前の路地には「エイギョウシテイマス」の看板。日が当たって可愛さ倍増、ワクワクしながら路地を進みました。
こちらの珈琲には普通の珈琲とタンポポ珈琲があって、タンポポ珈琲って最近割とよくメニューに見かけるけど、どんな感じなのかな~と思っていたら、「ちょっと試飲してみますか?」とお店の方。私も飲みたいからと言って、少し淹れて下さいました。

698.jpg初めて飲んだけど、お砂糖やミルクを入れずにブラックでいただくと、珈琲というより寧ろお茶みたいな印象。これはこれでアリなんだろうけど、この日はいわゆる珈琲の味を求めていたので、タンポポコーヒーは試飲だけで、普通のコーヒーをお願いしました。
ゆっくり飲みながら、「瀕死の双六問屋」の続きを読みました。相変わらずモモ母好みの心地いい空間。お店の常連さんの中には当ブログを見て行き始めた方もおられるとか。読んで下さる方にも心地よさが伝わって嬉しいです✩

★のばら珈琲
上立売通浄福寺西入ル
075-406-0274
10時~18時30分
月・火休

また食べたいと思い出すのは・・・✩

734.jpg久しぶりに岡崎の「&nomaCAFE」を訪れました。2013年5月、モモの一周忌にペット霊園に行った帰りに行って以来。遅めのお昼に「梶谷農園のたっぷりグリーンサラダ」(1300円)をいただきました。「やすい亭」の帆立フライとか、「ウニール」のカプチーノとか、あの店のあれは美味しかったなぁ・・・恋しいなぁ・・と思い浮かべる味があります。こちらのスープもそのひとつ。この日もにんじんのポタージュで、人参臭さが全くなくて、クリーミー。強いインパクトがある訳ではないのに、いつまでも心に残るスープって、ありそうでなかなかありません。


735.jpgサラダは広島のオーガニックのグリーンリーフがたっぷりで、真ん中のゆで卵の傍にはアンチョビマヨネーズが添えられています。分厚いベーコンは食べごたえがあるし、種つきのオリーブもしっかり主張して、美味しいものがバランスよく盛り付けられている印象。ライ麦の入ったパンも食べやすい。ゆっくり過ごした後、トイレに行ったら、モーニングの貼紙がありました。今月は19日だそうで、残念ながら行けませんが、興味津々。お店の方によると月に1回、「朝ごはんの会」と称して10~12時で2000円のモーニングを提供されてるとか。普段とは違うものを提供したいと内容は毎月変わるそうです。朝から2000円はちょっと贅沢ですが、観光客の方には岡崎を訪れた記念に良いかも。朝ごはんの会が行われる曜日は、その月によって違う様です。
&noma CAFE
岡崎円勝寺町
075-752-7317
11時~19時 
月休
http://noma-k.com/cafe/

さくらちゃん、ありがとう✩

733.jpg先月の東京滞在中もひとりでお留守番するむぎちゃんのお散歩をさくらちゃんママにお願いしました。これまで1階の和室にいたけど、最近は2階に上がってベッドにいることが多くなったむぎちゃん。留守中は暖房をつけないので、2階の方が少しでも暖かいかなと思って、2階に上がることを禁止せず、放牧状態にして行きました。さくらちゃんママへのメモには、もし呼んでも降りて来なかったら、お散歩はなしでも良いよと書いておいたけど、気配を察知して、鍵を開ける前から玄関に降りて来てスタンバイしていたそうです。
さくらちゃんパパがさくらちゃんのリードを持って同行して下さり、御夫婦+さくらちゃん&こむぎでお散歩に行ったそう。最近は河原に行くことを嫌がって、近所を一回りしただけで帰ることも多いんですが、さくらちゃんと一緒だと抵抗することなく河原に行って、楽しくお散歩できた様です。前回同様、今回もさくらちゃんがお姉さんぶりを発揮して、むぎちゃんをサポートしてくれたとか。おかげで、その後も時々は自ら河原への階段を上がる様になりました。出かける日の朝ごはんは完食したから、夜は食べなくても構わないと思っていたけど、大好きなふりかけをかけてもらった為か、今回は初めて晩ごはんを完食。それも結構なスピードでたいらげたそうです。翌日、モモ母が帰ってきたら、門の前に事務所のS君がいて、むぎちゃんも外に出ていました。さくらちゃん達だけでなく、S君にも様子を見に来てもらって、シアワセむぎこ。今月も又、お留守番の日があるけど、問題なく過ごせそうです。

三度目の正直✩

726.jpg前回行った時に3月21日までとおっしゃってた東山安井の「やすい亭」ですが、3月22日までとの情報があり、行って確認したかったんですが、先月の火曜日に行ったら水曜と連休になっててお休み。その週の土曜に再訪したら、まさかの満員。どのテーブルも料理待ちの様子で、時間かかるとのことで諦めて別の店へ。3月に大阪に行った帰りに祇園四条で京阪を降りて、「やすい亭」を目指し、三度目の正直で漸く入店出来ました。


727.jpg今回は閉店までに一度食べてみたかった「ひょうたん弁当」(2450円)。国産牛のテンダーロインステーキ、海老フライ、エビクリームコロッケにウインナーやポテトサラダが溢れんばかりに詰まった豪華版。ステーキはクリーミーなマスタードソースをつけていただきます。海老フライは大好きなタルタルソースをつけて。この海老フライ、楽友会館同様に太くて食べごたえあります。エビクリームコロッケにも大きなエビがゴロンと入ってるのがまたすごい。後から入って来られた男性もひょうたん弁当を注文しておられましたが、この量は男性に人気なのがよくわかります。お店の人に確認したら、3月22日が正式閉店日とのこと。一日延びてちょっと嬉しい。というわけで、前回記事を訂正させていただきます。閉店までにまた行く予定です。ちなみに13日は既に予約がたくさん入ってるらしいので、避けた方が良さそうです。
やすい亭
東山区祇園町南側
075-561-4041
12時~20時30分 
水休

こっちも注目!!

725.jpg「イナムラショウゾウ」に行く前に、「カイソ」からすぐの「KOZU」に行ったんですが、比較の為、後に記事にしてみました。昨年6月、たまたま通りかかって買ってみたパウンドケーキがかなり印象に残り、是非また買いたいと思っていたので、今回訪れるのを楽しみにしていました。
写真はフルーツパウンドで、これも前回同様大満足だったんですが、「オレンジパウンド」に心惹かれました。モモ母、オレンジ味のお菓子は自ら好んで食べようとは思わないけど、ここの店のは美味しいんじゃないかと。父が食べた残りをちょっとつまんでみたら、予感的中、ふんわり生地にオレンジピールが絶妙で、すっごい美味しかった。

720.jpgイナムラショウゾウとどっちも素晴らしいんですが、その持ち味は対照的。イナムラショウゾウは「ホテル西洋銀座」時代の銀座マカロンブームを作った経歴も華々しく、駅から行列が出来る人気店で、正統派の洗練されたパウンドケーキ。こちらは、「神津牧場」というのがどの程度関東で有名なのかはわかりませんが、この店自体は関西のモモ母には全く無名だけど、今まで食べたことないやわらかな食感と素材の味が全面に出るパウンドケーキ。2つが同じ種類のお菓子と思えないくらい違って、でもどっちも全く違う魅力があって美味しい。賞味期限が近いものが値引きされてるのも良心的です。
★patisserie KOZU
東京都世田谷区代沢
03-6796-2455
http://ameblo.jp/patisseriekozu/

お店に行ってみました✩

729.jpg一度行きたいと思っていた「イナムラショウゾウ」を初めて訪れました。どの駅からもちょっと遠く、鶯谷駅が一番近そうなので、鶯谷から歩いたんですが、結構迷って交番で言問通りから行く方法を教えてもらいました。「行列が出来てるかも知れないよ」と言われたんですが、平日午後だったので、行列はなし。でも、人気パティシェの店は駅から遠いと、昔「金持ちA様×貧乏B様」でやっていたのを思い出しました。ドアノーのポスターが貼られた貼られた店の前に立つドアマンにドアを開けてもらって、スムーズに入店出来ました。
お取り寄せ出来ない「上野の山のモンブラン」に興味があったんですが、これは一度食べたら気が済みました。


730.jpg友人知人へのお土産は「レモンケーキ」を大量に購入。ふと見るとカットした「マロンチョコケーキ」と「メープルシュガーケーキ」もあったので、それも買ってみました。むぎちゃんをお散歩させてくれたさくらちゃんママにもマロンチョコを1ピースとレモンケーキをホールでお渡ししたところ、さくらちゃんママはレモンケーキも美味しかったけど、チョコマロンが一番好きとのこと。「作り手がどういうお菓子を作りたいのかがよくわかる」とおっしゃっていました。モモ母はチョコマロンも好きだけど、マロンそのものよりチョコの美味しさが美味しさの理由だと思う。レモンケーキはレモンそのものの上品さが感じられて一番好き。メープルシュガーも良いけど、やっぱりレモンとチョコマロンがツートップかな。行き方もわかったし、ほかのアントルメも食べてみたいので、機会があれば又、行こうと思います。
★パティシエ イナムラショウゾウ
東京都台東区上野桜木
03-3827-8584
10時~19時
月・第3火休
http://www.inamura.jp/index.html

念願のカイソ✩

719.jpgちょっと間があいてしまいましたが、東京滞在2日目ネタです。「三人姉妹」を観た翌日は、世田谷代田駅前のカフェでブランチを食べた後、以前父が借りていたマンション辺りをぶらぶら。以前あった家や医院が駐車場になっていたりして、おおっ・・と思ったりしながら、茶沢通りへ。定休日だったり、営業前だったり、売り切れで営業終了だったりで、何度行っても閉まっていた「カイソ」が、この日はオープンしていました。「フランスパン カイソ」と書かれた看板が可愛い。古い民家の様な引き戸を開けて中へ。
まず目についたのが、サンドとピザ。大きなフランスパンにポテトサラダが入ったサンドも心惹かれたんですが、持ち歩き時間が長いため、サラダは避けて「ピザマルゲリータ(320円)」を。トマトソースにバジル、モッツァレラを使ったピザで、シンプルだけど期待できそう。食べた印象は「ちせ」のパンに似てるかも。次もあったらリピしたいけど、ほかのビザも食べたい気がします。

716.jpg「チョコ」(250円)はチョコチップが大量に入ってるけど、これは「墨繪」の方が好き。そして先に入ったお客さんが買っていた「スコーン」(210円)も買ってみました。バニラが香ると書かれていたけど、あんまりしないな・・と最初は思ったんですが、やがてバニラの風味が広がりました。こちらのパンは食べた瞬間のインパクトはさほどないけど、かみしめるうちにじんわり美味しさが伝わる感じですね。一度バゲットも食べてみたいです。
★KAISO
東京都世田谷区代沢5-6-15
03-6805-3131
11時~19時
月・第3火休

この美味しさはスゴイ✩

724.jpg週末の夜、御幸町の「ウニール」に行きました。前回の記事が2013年11月なので、1年以上ぶりの訪問です。一度前まで行ったらちょっと混んでたので、他の店をのぞいて7時半頃に入店したら20時までの営業だそうで、滞在時間が短めになりましたが、お客さんも減って、静かに寛げました。
ウニール」に行ったら、やっぱり「カプチーノ」(470円)。最近は美味しいカプチーノの店が増えたけど、ダントツでこちらのものが好きです。

723.jpgこの日、使われていた豆は「ホンジュラス ネルソン」。ベリーの風味や爽やかな酸と説明されていた様に、酸味が特徴で、通常ならモモ母はこの豆は選ばない。ストレートで飲んだら、あまり好きではないだろうなと思う。それなのに、口当たりが良くて酸味も嫌な酸味でなく、心地よく飲める。そして、とってもシアワセな気持ちになる。これがウニールの力だなといつも思います。翌日、大阪で人気のB珈琲に行き、店の雰囲気もお店の方もすごく素敵で、良い店だなぁ・・と思っていたんですが、肝心の珈琲がかなりこだわった自家焙煎らしいけど、モモ母にはスモーキーすぎて好みではなく、残念でした。そう思うと、決して好みではないだろう豆を、とっても美味しく感じさせて飲ませてくれるウニールって、すごいと改めて思うのです。ちなみに今、伊勢丹にも出店してる様です✩
Unir京都御幸町店
御幸町通御池下ル
075-748-1108
12時~20時 
水休
http://www.unir-coffee.com/

リニューアル工事に伴って閉店

721.jpg東京ネタの合間に京都ネタを少し。京都駅八条口のホテル京阪2階にあったラウンジ「フォンタナ」が館内リニューアル工事に伴って2月28日で閉店しました。観光シーズンで京都駅ビルが大混雑していても、ここは穴場。高い天井が開放的で、席と席が離れ、常にゆったりした気分で過ごすことが出来ました。肝心の飲み物はさほどオススメではなかったので、記事にしたのは一度だけでしたが、父もよく愛用していたし、モモ母も父と訪れたり、仕事の打ち合わせで、よく利用しました。
2月半ばに東京行きのチケットを取りに行った後で寄った時に閉店を知り、28日にも再訪して名残を惜しみました。お願いしたのは今月のコーヒーで、マンデリンをベースにサントスを加えた「ウインターフレンド」(600円)。


722.jpg最終日であることを知る人は少ない様で、いつもとさほど変わらない雰囲気。大きな窓から新幹線のホームが見えて、この旅情気分が大好きでした。注文した時にわざわざ訪れたことを知ったお店の方が、いつも有難うございましたと丁寧にお見送りして下さいました。工事後はバイキングレストランになる様で、喫茶利用も可能なのかも知れませんが、テナントが変わるので、「フォンタナ」のスタッフはこの日が最後。見送る側も感慨深いでしょうね。インバウンド対策でしょう、リニューアルが進む京都のホテル。ホテルオークラのアネックスも「りょーい」の頃が一番良かったし、ホテル京阪がどんな風に変わるのか、気になります。
http://www.hotelkeihan.co.jp/kyoto/topics/info/201502004185.html

カプチーノをお代わり✩

0718.jpg観劇後は銀座に移動して、大好きな「ウエスト」へ。渋谷にも老舗としてよく登場するHなどの大人カフェがあるんですが、確かに内装は良いけど、スタッフがイマイチで、かつてあった「セピアの庭で」や「ムルソーダプレ」の様な魅力を感じないんですよね。「ウエスト」は接客がきちんとしているので、安心です。
駅弁を食べていたので、夜は軽めに「キッシュセット」(1404円)を。飲み物は珈琲、紅茶以外もOKというので、カプチーノをお願いしました。


0717.jpgキッシュはほうれん草、エリンギ、パプリカ、ベーコンと具だくさんで、軽めとはいえ、食べごたえがありました。クラシックが流れる店内でゆっくり寛いでいたら閉店時間が近づいてきたんですが、お店の方が「飲み物のおかわりは如何ですか?」と尋ねて下さいました。ちょっと迷ったけど、カプチーノをおかわりさせていただけるのが嬉しくて、お願いすることに。モモ母はシナモンはあんまり好きではないので、シナモンは抜きにしてもらいました。これで1404円は、銀座という場所を考えるとお得なんじゃないでしょうか? お腹も心も満たされて、地下鉄有楽町駅に向かいました。
★ウエスト銀座店
東京都中央区
銀座7-3-6
03-3571-1554
9時~23時(土日祝11時~20時)
http://www.ginza-west.co.jp/
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