「初めて人を殺す」

828.jpg井上俊夫の「初めて人を殺す」を読みました。刺激的なタイトルですが、兵隊に取られた詩人の井上さんが中国で体験したことや戦後抱き続けてきた思い等を綴ったもの。数年前にモモ母が担当する番組に出ていただいたことがあり、再び話が伺いたいけれど既に亡くなられた為、著書を再読したのでした。
軍隊に入って間もない最下等の兵士は「初年兵」と呼ばれ、教育係の古参兵にこき使われ、私的制裁を加えられる日々。夜中に突然訓練の命令があると飛び起きて身支度して整列、一番最後の者は殴られる・・・。新たな兵士が送られ、後輩が出来ると漸く制裁から解放される。と、今度は彼らが新入りに制裁を加える側になる。殴られてばかりの初年兵は、一斉検問と称して集落の民家に乱入した際に中国人達が慌てふためくのを見て憂さ晴らし。反抗する中国人がいると、蹴り上げる、「こんな行為をしても、ちっとも悪いことをしているという気がしなかった」と温厚な語り口が印象的だった井上さんは書いています。古参兵には略奪、強姦を繰り返した人もいたと言います。夜中に非常呼集があって慌てて大木の近くに集まると一人の中国人が縛り付けられていて、一人ずつ順に剣で突く様に命じられる。井上さんは、戦後出かけた戦友会で元上司から、連隊本部では作戦の都度捕まえてきた捕虜や密偵を取り調べ、収容したが、建物が狭くて収容しきれなくなると、各中隊に「配給」して処分させていたとの証言を聞き出すことに成功します。「しかも見習士官には斬首訓練、兵士には刺殺訓練として有効適切に殺していた、我々皇軍には国際条約もへちまもあるかいな」と元少尉は高笑いしたと書かれています。日本はまた同じ様なことを繰り返すだろうと井上さん。戦後の平和には悪いところもあるけれど、「悪い平和」でも「悪い戦争」より絶対に良い、この国が平和だったおかげで私達は今日まで生きてこられたと書いています。今こそ、多くの方に読んで欲しい一冊です。
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SUVACOは現在進行形

728.jpg京都駅ビルの中でも観光客向けのお土産を売ってるエリアでジモティが何かを買うことは滅多にないけど、「スバコ」の食料品売り場は西口改札からすぐというロケーションの良さと、お土産物や京都限定商品も扱うグロサリーという感じなので、京都人も重宝します。「ジョイフル文蛾」や「プチレストランないとう」等のお弁当もあって、いわゆる駅弁とはちょっと違う品揃えなので、出発前に立ち寄る人も多い様子。「ガスパールザンザン」のグレープフルーツプリンなどの人気スイーツも入手出来る。バイヤーさん、頑張ってるなと感心します。
久々に訪れて、おっ! と思ったのが「メゾン・ド・フルージュ」の木いちごのマシュマロがあったこと。ミニサイズ(324円)で手軽だし、ちょっとした旅のお供にオススメ。

764.jpgこと京都」の商品は今も扱ってるけど、「いちごのメレンゲ」がなくなって随分になるのを残念に思っていたので、木いちごのマシュマロが入手出来るのは有難いです。「メゾン・ド・フルージュ」もそうなんですが、スバコは他の駅ビルの店よりも無添加の商品の割合が多いのが気に入っています。美山牛乳プリンもありました。そして京都のメーカーではないけど、サカタフーズの商品がすごい充実。前からこんなにあったかなぁ・・・?? 先日「ヘルプ」に行った時に品切れだったプレーンのハンバーグがあったので、思わず買ってしまいました。これ、合成保存料、着床料不使用で、ソースもついているので、冷凍しておくととっても重宝です。他にも扱ってるのを初めて見る商品がたくさんあって、日々進化するさすがターミナルのグロサリーという感じ。観光客の方も、他の店とは違ったお土産がみつかりますよ☆
スバコFOODS
京都駅西口改札前
075-352-1111 
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/suvaco/foods01.html

茎屋好き☆

690.jpg久々に京都駅のスバコで「茎屋」の「京・みぶ菜」(400円)を買いました。以前の記事でもご紹介した様に、京都駅では西改札口前の「スバコ・ジェイアール京都伊勢丹」と「ジェイアール京都伊勢丹」の地下1階食料品売り場「老舗の味」コーナーの2ケ所で「茎屋」の漬物が入手出来ます。ゆっくり試食しながら買うには「老舗の味」コーナーがオススメですが、時間がない時に手軽に立ち寄るならスバコが便利です。観光客向けっぽい小さく切った奈良漬を初めて見ました。先日の鰻用に既に奈良漬を買ったばかりだったので、あれがなければ茎屋のを買うのに・・・とちょっと残念でした。
「京・みぶ菜」は「茎屋」の中でもモモ母お気に入りのアイテム。原材料名は「壬生菜、唐辛子、漬け原料(食塩、昆布、醸造酢、醤油)となっています。漬物の原材料表示を見ると、殆どの商品にアミノ酸や酸味料が入ってるんですが、茎屋のサイトにも「化学調味料・防腐剤など添加物を一切使用しておりません」とある様に、アミノ酸不使用。京都は漬物の老舗が多いので、探せばアミノ酸が入ってない漬物もいつくかあって、試しに食べてみるんですが、酸味が辛良すぎたり、いまひとつ口に合うものがみつけられずにいます。無添加だから良いという訳でもないのが難しい。だから食品添加物を一切使わず素材の美味しさを引き出すことにこだわっていて、尚且つちゃんと美味しい茎屋がモモ母は好きです。夏の塩分補給にもなりそう。無添加ゆえ、日持ちしないのがやや難点だけど、ここ数日のご飯のお供にしたいと思います。
http://homepage3.nifty.com/kukiya/index.html

チョコ好きに嬉しいチョコベーグル

862 (2)このところ「たま木亭 移転 新店舗」といった検索ワードで当ブログに来て下さる方が多く、ここ数日は特に顕著なんですが、うちでは「たま木亭」の最新情報が得られず申し訳ないです。黄檗駅から今までの店に行く手前の角を左に曲がった所の新店舗で23日に移転オープンされた様です。やはりお店のフェイスブックを御覧になるのがよろしいかと・・・。まぁ涼しくなったらモモ母もまた「中路」さんと合わせて様子見に行きたいと思います。
さて、「たま木亭」と並ぶ京都の人気パン屋さんが、御池の「フリップアップ」。中でも一番人気なのがチョコベーグルですが、先週ヒメママさんからチョコベーグルを2個頂きました。がっしり系よりもちもち系が好きなモモ母にはフリップアップのベーグルは理想的。以前よりややがっしり度が増した気がするけど、翌日もさほど硬くならず、美味しく頂きました。カカオ生地の中に甘さを抑えた上質なチョコがふんだんに使われてるのが良いんですよね。チョコ好きにはたまりません。特にモモ母はミルクチョコには興味がなく、ビターチョコ一辺倒なので、その意味でもこちらのチョコベーグルは何度でも食べたくなります。ヒメママさんによると電話予約も出来るそうです。まあ「グランディール」のパンオルバンみたいに予約で頻繁に売り切れる様な事態になっても困るけど、遠方からわざわざ行く場合は、予約しておく方が確実ですね。ヒメママさん、ごちそうさまでした!

美味しいアイスティー

0893.jpgちょうど2週間前になりますが、北白川の「ノリズ」に行きました。お正月以来2度目の訪問。大好きな店なのに、仕事帰りに寄れる場所ではないので、ついインターバルが長くなってしまいます。モモ母がノリズのスコーン好きなのを良くご存知なので、「スコーンが後ひとつなので、新しいのを焼きましょうか?」と言って下さり、残りの1個を店内で食べ、新しく焼いていただくものをテイクアウトすることにしました。
紅茶はニルギリをアイスで。出がらしの渋い紅茶は別として、美味しい紅茶と言うのがあんまり認識出来ないモモ母ですが、この日のアイスティはよくわかった! ニルギリのアイスティーは以前も何度か頂いてるのに、暑かったせいもあるんでしょうか? 味に厚みがあるというか、ああ、紅茶って美味しいんだなと実感するアイスティーでした。


0892.jpg逆にスコーンはいつもより少し甘味が乏しい印象だったけど、レシピはいつもと変わってないそう。確かに家に持ち帰ったスコーンはいつものノリズさんの絶品スコーンでした。嗜好品って季節やこちらのコンディションなどで随分感じ方が変わるんですね。美味しいものとの出会いって、本当に一期一会だなと思います。そうそう、添えて下さった生クリーム、夏はどうしてもゆるめになるんだそうです。持ち帰ったスコーン用に家でも生クリームを泡立てることもあるけど、今回はやめておきました。
ノリズ ティーハウス
左京区北白川別当町
075-712-5018
9時~18時 
日・火休

奇跡だわ・・☆

0890.jpg新宿駅地下「聖闘士星矢 黄金魂」BD&DVD発売宣伝のポスター、写メを撮るサラリーマン等で人だかりが出来てるそうですね。現在配信中の「黄金魂」は亮一さんの声が聞けるとあって、モモ母もずっと見てます。アニメでヒーローが技の名前を叫ぶのは今やお約束ですが、「元祖はデビルマンの田中亮一」とされています。そのオマージュなのか非情な悪役だったはずのデスマスクが純情キャラに変わった上に4話ではやたら叫ぶシーンが多く、「亮一さんの声でまた冥界波(技の名前)が聞けるとは」「田中さんがアテてくれるだけで満足だ」と歓迎する声がある一方、三ツ矢雄二さん等と共に「声が劣化してる」といった書き込みも・・・。20代の頃は声が出るのが気持ち良くて、後の回になる程声を伸ばしていたという亮一さん。68歳の今、若い連中から劣化などと指摘されなくても、ご本人が一番自覚されてるはず。デビルマンOVA化の時に今更不動明役は照れると断った(勿体無い!)そうだし、50代の頃のインタビューでも「50いくつにもなって不良っぽい台詞は恥ずかしくて汗かいちゃう」と答えてるのに、大山さん達と一緒に「ドラえもん」を降板(この動画、たてかべさんとかも映ってて貴重です)してから既に10年、よくオファーを断らなかったな、劣化だろうが何だろうが全力の叫びの連続、すごいな・・と感動したのでした。
そして最新の8話ではデスマスクが大活躍。登場の仕方と言い、力尽きる最後と言い、作画も声もすっごいイケメン。「田中さん、声が若返ってる」「この声、今までで一番カッコイイ」といった反応が続々書き込まれて、更に感動・・・。黄金聖闘士が団結して嘆きの壁を破る場面を「ありゃ、やっぱ奇跡だぜ」と言うデスマスクの台詞があるんですが、シリーズ途中で鬼籍に入られた声優さんもある中、亮一さんが今もお元気で若い役を演じていること、それを普段アニメから遠ざかってるモモ母がリアルタイムで見られたことは、ホント奇跡の様です。かつての不動明ファンは7月末までの8話無料視聴期間中に、せめてデスマスクのシーンだけでも是非ご覧下さい!

ふしぎちゃん

0891.jpg台風が去って一気に暑くなった京都。火曜は幾分マシだけど、週末はまた猛暑日が続きそうでうんざりです。朝のお散歩も早く行かないとダメだろうな・・・。以前は河原のお散歩が定番だったむぎちゃんですが、いつの頃からか河原に行きたがらなくなってしまいました。お地蔵さん横の階段を上がって堤防を渡り、河原に下りるのがお決まりコースだったのに、階段に近づこうともせず、反対の角をさっさと曲がっていきます。でも、何故か雨の日や雨上がりだと自ら階段を上がる。雨だと人が少ないからなのかな・・・。だから台風で風がビュービューの時も上がろうとするもんで、いつも行かないのに今日に限って行くことないよと無理矢理反対方向に進むモモ母。翌日の土曜もやっばり階段を途中まで上がっちゃったから、今度はまあいいかと思って久々に河原におりてみました。台風の後は濁流の勢いがものすごいのは毎度のことだけど、今回は水量がかなり多かった。北山橋の下も少しだけど水が河原まで溢れてました。
で、すっかり晴れた翌日。この日は日曜だし、時間あるから河原を遠くまで歩いても良いなと思うのに、むぎちゃんはもう階段には近づこうともしない。近所を一回りして、さっさと家に戻りました。家では相変わらず来てくれた人に甘えまくっています。写真は以前デイサービスセンター管理者Nさんが来られた時に録ったものですが、日曜にヒメママさんが来てくれた時もこんな感じ。人懐こいのに、なんで放浪してたのか、不思議な子だねとヒメママさん。雨の日にだけ河原に行きたがったり、嬉しそうに人に甘えまくるんだけど顔は横向いて目を合わせなかったり、何だかとっても、ふしぎちゃんです。

伏見ひもなす

0889.jpgあかりちゃんのパロディ動画を紹介していた「真実を探すプログ」さんが、昨夜は「アメリカ政府が日本の集団的自衛権を前提に2016年度予算を組んでいることが判明!」という記事をアップ。日本が肩代わりすることを見込んで、米兵4万人を削減するんだそうです。国民に丁寧に説明すると言いながら、安倍さんがやりたいのは国民ではなくアメリカの為の法整備なんですね。

0862.jpgさて、デリも利用しつつ、簡単な副菜もほしいところ。このところ多用しているのが伏見ひもなすです。名前の通り細長いナスなんですが、うちの近所で見かける様になったのは割と最近のこと。伏見では古くからお馴染みなんでしょうか?近くのスーパーでは5本200円で売っていて、2回に分けて輪切りにし、シンブルに炒めます。モモ母家では香りをつける為に最初はアーリオ・オーリオで炒めるけど、ナスは油を吸うので追加はココナッツオイル。最初から混ぜて使うこともあります。後は岩塩と胡椒で味付けるだけの超シンプルメニューながら、ナスに甘味があって、やわらかくて食べやすいからもう一品ほしい時に重宝です。ちなみにアーリオ・オーリオはモンテ物産の「アーリオ・オーリオ エ・ペペロンチーノ」を利用するんですが、使ってるうちににんにくが底にたまってくるので、オリーブオイルを継ぎ足し継ぎ足ししています。関西は今日が梅雨明けだそうで、本格的な夏も野菜をたぷり摂って乗り切りたいものです。

夏こそデリを

863.jpg今からの変更は間に合わないと先週まで言っていた新国立競技場の見直しを安保法制強行採決直後に白紙撤回。これで支持率低下の歯止めにという魂胆丸見え。森さんは「たった2250億円出せなかったのかね」ですって。ほんと国民を愚弄してますよね。やっぱり撤回出来たんでしょ、もっと早く見直せよ、という話です。建築を急いで、現場作業員に負担かかるんだうな。「ヒゲの隊長に教えてあげてみた」の再生回数はものすごい勢いでオリジナルを上回り、2つの動画の高評価と低評価の数が対照的なのも笑えます。
さて、新大宮商店街から北大路堀川に移転したデリステッセン「ガーニッシュ」を先週のぞいてみました。移転後2度目の訪問。


0888.jpgこの日は「マッシュルームのファルシ」(580円)、「とうもろこしのブランマンジェ」(470円)、「シーフードのタブレ」(390円)を購入。にんにく、エシャロット、生ハム、マッシュルームの芯をみじん切りにしてたっぶりのバターで炒めマッシュルームに詰めたと言うファルシは塩気が強いので、おかずよりワインのアテなんでしょうけど、前回に続いて購入。ブランマンジェは口当たり良く、食欲が落ちがちな夏にオススメ。アイテムは日によって替わる様ですが、これは毎日ありそうです。フレンチの技法は咀嚼や嚥下の落ちた高齢者の介護食としても優秀。調理時間を少なくしたい夏は時々デリカを活用したいと思います。
★ガーニッシュ
紫野門前町
075-492-2512
11時~20時 火休
https://www.facebook.com/garnish.kyoto

念願のコラソンアフォガート☆

0886.jpg台風が来ても山鉾巡行が行われた金曜の京都。夜には次々と避難勧告メールが届き、雲ケ畑、鞍馬、上賀茂、大宮、紫野とどんどんエリアが近づいて来たけど、モモ母エリアは含まれず。土曜朝には雨も上がりました。
金曜午後、「コラソン」さんに立ち寄りました。店に入る前に、雨の様子を見に表に出ておられたご店主に「アフォガートありますか?」と確認してたモモ母。以前は既にシーズンが終わって、「アカツキコーヒー」さんのを食べたけど、こちらのもさぞ美味しいだろうと思っていたので、この時期訪れるなら是非と思っていました。

0887.jpg自家製アイスクリームにイタリアンブレンドを注いだ「コラソンアフォガート」(700円)は期待通り上品でバランスの良い美味しさ。イタリアンブレンドは通常よりかなり濃く入れているそうです。時々アイスクリームの甘さが目立って残念なアフォガートもあるんですが、こちらのものはアイスとコーヒーがうまく調和して、良い感じ。夏季限定なので、漸く食べることが出来て、満足しました。土曜の朝の営業も続けてられるそうで、最近は店内が手狭になるほどの参加があるそうです。東山のお寺でもいずれ似たようなコーヒーの集いをされる計画とか。実現したら是非行ってみたいです。また、10月に市役所前で行われる「KYOTO MERCATO」にも出店予定とか。珈琲での出店はコラソンさんだけとのこと。市役所前の食イベントは人が溢れてもういいや・・と思ってたけど、幻の珈琲が登場するかも知れないそうで、気になります。
カフェ・デ・コラソン
小川通一条上る
075-366-3136
9時30分~18時30分 火休
http://www.cafe-de-corazon.com/

「驟雨」「留守」「屋上庭園」

0885.jpg学生時代に劇団芸協公演で観た岸田國士の「驟雨」「留守」「屋上庭園」の戯曲を読んでみました。いずれも青空文庫になってましたが、2作はプリントアウトしてカフェにて。色んな意味でとても興味深かった。
岸田國士は日本の現代戯曲の基礎を樹立したと言われる劇作家。野田秀樹や三谷幸喜等も受賞した岸田戯曲賞は、新人劇作家の登竜門と言われています。「驟雨」は新婚旅行から帰った妹が姉夫婦の家を訪れ、あの人とはやっていけない・・と訴える。「留守」は互いの主人が留守の間に女中さんと出入りの八百屋が交わす会話。「屋上庭園」はデパートの屋上で2組の夫婦が偶然再会、その会話から、一方は裕福だけどもう一方は困窮した様子・・・。「さうぢやないけど」「デパアトメントストア」等の表記が時代を感じさせ、10代の頃にはこうした動きの少ない台詞劇よりつかこうへいの刺激的な戯曲や東京ヴォードヴィルショーの勢いのあるステージに惹かれたのも当然かなと思うけど、自分が台詞を言うことを想像して読むと、俄然面白さが増しました。岸田作品は今も演劇人には魅力的な様で、平成になってからも意外と上演されていて、ケラの構成演出で一幕物を集めた「ナイロン100℃」公演なども。動きの少ない上質な台詞劇は、裏を返せば朗読劇やラジオドラマにもなるんですね。実際に芸協も朗読劇という手法でも様々な作品を上演した様です。モモ母が観た芸協公演の演出は雨森雅司さんと青野武さん(いずれも故人)でした。雨森さんはバカボンのパパを、青野さんはヤマトの真田志郎やちびまる子ちゃんのおじいちゃんを、亮一さんは不動明やデスマスクを演じる一方で、こうした戯曲作品を大事にされてたんだなと思うと感慨深いです。著作権の切れた作品をウェブ上にあげる青空文庫はボランティアで運営されてるとか。モモ母も何かやれないかな・・と思っていたら、朗読が抜群に上手いアナウンサーSさんが朗読劇や大人の読み聞かせに興味があるとかで話が盛り上がってしまいました。いつか居心地の良いカフェで朗読ライブなんて企画出来ないかな・・なんて☆

価値ある300円!

883.jpg長刀鉾のほぼ前にある京都の東急ハンズ。3階に直行してコーヒースタンド「COFFEE HOUR」の様子を見ると、席が空いていたので、ハリオのドリッパーで淹れる「ハンズブレンド」を注文しました。「ウニール」の珈琲と言うので以前から気になってたけど、売り場の一角に設けられた小さなスペースなので満員だったりして、昨年6月のオープンから1年以上して漸く行くことが出来ました。
小さいけど、ウニールだけでなく「サーカスコーヒー」や「ミエポンプ」等、京都の焙煎所の豆の販売もしている充実ぶり。更に「コーヒーと一冊」のシリーズが置かれていたり、「美味しいコーヒーを7飲みながら本を読む」ことの魅力を発信してる感じ。


0884.jpgセルフ式の店と言うのはプラスチックカップに入った作り置きの珈琲でもまあ安いから仕方ないなと思うんですが、さすがウニール、セルフ式コーヒーの中でもダントツに美味しい! 4種類の珈琲はすべて300円とのことで、この値段でこのクオリティはお値打ちです。勿論、混雑していると落ち着かないだろうし、注文してから豆を曳く音がして、ハンドドリップ(フレンチプレスも有り)で淹れてくれるのでセルフの割に時間はかかりますが、見た目以上に満足度が高い。祇園祭見物の途中にのぞいてみては如何でしょう?
★東急ハンズ京都店 COFFEE HOUR
四条烏丸東入長刀鉾町
075-254-3109(代)
11時~19時30分
http://kyoto.tokyu-hands.co.jp/

2015年の夏もやはり・・・

882.jpg真実を探すブログ」さんに自民党が安保法制を説明する動画「教えて!ヒゲの隊長」を投稿したところ、そのパロディ「ヒゲの隊長に教えてあげてみた」が投稿され、自民党が論破されていると話題になっている!と紹介されていたので、見てみました。良く出来てますね~。一週間後に投稿されたのに閲覧回数は殆ど変わらず。多くの人がオリジナルより先に見てしまう様です。法案を15日に強行採決しようとしている様ですが、圧力で削除されるかも知れないので、その前に是非一度ご覧下さい☆

0881.jpgさて、当ブログを長く見て下さってる方は、そろそろこの記事だなと思われたと思いますが、祇園祭の前祭の鉾が建って、今年も「しみだれ豚まん」(400円)の販売が始まりました。販売は午前11時半頃から午後10時頃までだそうで、月曜夕方は並ばずスムーズに買えました。これ、お肉たっぷりの具が美味しいのは勿論ですが、味がついてるから生地だけでもかなり美味しいんですよね。「私たち以外日本のどこにもない味です」と屋台のポスターに書かれてました。しかも祇園祭の時だけの期間限定なので、つい毎年買ってしまいます。次は長刀鉾のお囃子を聞きながら、東急ハンズへ!
膳處漢
錦小路室町西入
075-257-5766
http://kiwa-group.co.jp/restaurant/130/

おおきに☆

847.jpg毎月第二土曜は学区のコミュニティ回収日。古紙を大量に処分したたけど、まだまだガラクタが残っているモモ母家です・・・。
さて、「しののめ」持参でK先生の所に行った日、約束の時間までの調整に夷川の「鳥の木珈琲」さんに入りました。残念ながら看板メニューのプリンは完売していたので、珈琲だけにしましたが、キャロットケーキを食べた女性客が親にも食べさせたいと持ち帰りがないのを残念がっておられる声が聞こえていたので、キャロットケーキもきっと美味しいんでしょうね。モモ母は前回プリンを父に食べさせたくて持ち帰りはないかと伺ったっけ。「鳥ノ木」さんのスイーツは親に食べさせたくなる味なのかも知れません。


866.jpg珈琲は苦味のあるものだとケニアは苦味があってすっきり、ブレンドはケニアベースにマンデリン等をブレンドして苦味と共に甘味があるとのことで、ブレンドにしました。スイーツと一緒にいただくとすっきりが良さそうですが、珈琲だけだったのでブレンドにして正解でした。ゆっくり味わいながら持参した本を読んでいると帰るお客さんにご店主が「おおきに、有難うございました」と声をかけておられました。その後、少しして店を出るモモ母にも。他府県の方は京都の女性がみんな舞妓さんみたいな京言葉を喋ってる様に勘違いされるかも知れませんが、モモ母の友人に「おおきに」と言う人は一人もいません。身近で思いつくのは中京で育ったと言うご近所の60代の奥さんくらいでしょうか?モモ母より年下であろう女性がごく自然に「おおきに」と言うのを聞いて、なんか良いなと思ったのでした。その言葉が聞きたくて、また行こうと思います。
★鳥の木珈琲
夷川通東洞院東入る
090-6667-0499 
9時~20時 土日8時~19時
水、第3日休
http://coffeeplease.jimdo.com/

目印は赤い提灯☆

880.jpg先週末、恩師M先生にお渡ししたいものがあったので、「のばら珈琲」で待ち合わせ。「のばら」さんは初めてのM先生に、路地の入口は上立売通りに面してるけど、看板が目立たずわかりにくいこと、隣にうどん屋があるので、その赤提灯を目印にすると良いことをメールしていました。迷われたら携帯に連絡が入るかもと思ったけど、お店に入ると先に到着されてました。赤い提灯が目印と聞いていたので、すぐわかったそうです。
目印は赤い提灯ですが、中はアンティークランプが素敵。M先生は抹茶のかき氷、モモ母は珈琲とレーズンサンドをオーダー。レーズンサンドは初めて頂きましたが、丁寧に結ばれた紐を解く感じが、小さなプレゼントを開けるみたいで、とっても可愛い。良い材料で作られているから安心して頂けます。


879.jpg最近出て来た高校時代の新聞部の号外に「新任教員直撃インタビュー」と言うのがあっったので、M先生にもお見せしました。先生はその後予備校に勤められましたが、元々はモモ母が高校に入学した年に新任として赴任。大学卒業したばかりのM先生の回答が、最近答えたの?と思うくらいM先生らしくて面白い。「もし先生になってなかったら?」の質問には「ドサ回りの役者になってみたいと思ったりもした」ですって。卒業後もつながって、「蜉蝣峠」等もご一緒させて頂きましたが、やっぱり昔から志向が似てるんでしょうか? あ、モモ母は役者になりたいと思ったことはないですが。そういえば、以前「予備校講師は女優みたいなもん」とおっしゃってましたっけ。
★のばら珈琲
上立売通浄福寺西入ル
075-406-0274
10時~18時30分 
月・火休

人は忘れる・・・

876.jpgこんな映画の25年ぶり再吹替えとかこんなアニメの43年ぶりパイロットフィルム発掘とか、今年は田中亮一さんの話題が豊富そうなので、新たなカテゴリを作っちゃいました。
ガラクタ整理中、今度は学生時代に観た芝居のチケットがたくさん出て来ました。芸協のものは4枚。神戸で観たものと合わせて最低でも5回は公演を観た様ですが、見事に内容を忘れています。「屋上庭園」や「雨宮ちよの処分」はまだ朧げな記憶はあるものの「こだま」とか「大槻伝蔵」なんてまるで観た記憶がない。チラシが出てきた「女子寮記」も観たかどうかわからないまま。う~んと思ってチラシを眺めていると、問合せ先が亮一さんの自宅になってました。劇団員が直接顧客に案内を送るのは今もよくあることだけど、携帯が普及して個人情報保護が当たり前になった現在とは隔世の感があるなと思ってるうちに、すっごいドキドキしながら亮一さん宅に電話してチケット予約したことを思い出しました。どうでも良いことは忘れても仕方ないけど、当時のモモ母にはものすご~く大事なことだったはずなのに、すっかり忘却の彼方へ。そういえば亮一さんだけでなく、奥様からもお礼状を頂いたことを最近になって思い出しました。私って何したんだろ・・と焦るけどこれまた全く思い出せず。まあ向こうも忘れてるだろうし、若き日の恥ずかしい言動は忘れる方が良いのかも。そんな訳で、大崎善生がよく言う「記憶を沈めた湖の底に沈殿した無数の記憶」を蘇らせたり、新たな亮一さん情報をネットで得たりして、外出を控えていた時期もそれなりに楽しく過ごしました。「聖闘士星矢 黄金魂」も続けて見てるんですが、どこかの書き込みに「デスマスクの声を聞いて不動明を思い出す奴はおっさん、ドラえもんの先生を思い出す奴は若者」というのがあって思わず苦笑。再アニメ化亮一さんを待望する声は結構見かけるのに、今の声優好きには不動明の知名度って低いんですね。ま、今は2015年、それも当然か・・。

ちりめん山椒食べ比べ

878.jpg仕事でお世話になっているK先生の所へ行くのに手土産を調達しようと、ご近所の名店「しののめ」を久々に訪問。そういえば、作り手が替ったと聞いたので、自分でも食べてみようと思って家用に「じゃこ山椒」90グラム(860円)を買ってみました。丁度「京・くらま廣庭」の「ちりめん山椒」があるので、食べ比べてみることに。
まず開けてビックリ! 以前より見た目の色が薄くなっていました。「かむら」の「京都とうがらしおじゃこ」を思い出す感じ。醤油を変えられたのかな? お店のサイトに昆布は原材料見直しの為、塩昆布は生産を一時見合わせてると書かれているので、じゃこ山椒も既に原材料の見直しをされた後なのかも知れません。オーソドックスな色をした「京・くらま廣庭」のちりめん山椒と並べると、色の違いがよくわかります。

877.jpgじゃこの大きさもかなり違って、「しののめ」の方が小さい。ちりめんじゃこは小さい方が上等なので、しののめの方が良い材料を使っていると言えると思います。どちらも防腐剤を使ってないけれど、しののめは冷蔵庫で一週間とデリケート。廣庭はしっかり炊いてあるから添加物なしでも2ケ月持ちます。味自体は今夜食べたモモ母の印象では山椒とちりめんの味が前面に出る廣庭の方が好き。しののめはちりめんの小さくやわらな食感が魅力で、ご飯にたっぷりかけたくなります。ちなみに下の写真の右上に写っているのが廣庭のもの。色が全然違うでしょ・・・。
★しののめ
小山元町
075-491-9359
9時~18時
日祝・第2土休
http://www.ojyako.jp/index.html

受難続き・・・

769.jpg初めての人が来ると警戒して吠えたりするけど、顔見知りとなると、路地だろうが家の中だろうが、立ち上がったり顔をすりすりして甘えまくるむぎちゃん。父の為に来て下さる訪問リハビリや訪問看護を完全に邪魔してるんですが、作業療法士さんや看護師さんもむぎちゃんに会うのを楽しみにして下さってるので、最初は大目に見てます。
父がデイに行く日は職員さんがお迎えに来て下さってから、お散歩に行くことにしています。先日小雨交じりの日に父が出かけた後のこと。散歩に行く準備をしていたら、父を見送って路地に出ていたむぎちゃんが玄関の中に入って来ました。ところがいつもの踏み台を使わず、昇降機の隙間からダイレクトジャンプしたらしく、バーンと言うガラス戸に当たる音が! 突然の大きな音にむぎちゃんは慌てふためいて路地の外へ逃げる・・・でもさぁ、その音出したのはアンタだし、自己責任だと思うよ・・・。で、その数日後、お散歩していて、通りに2リットルのペットボトルの空き瓶が落ちてるな・・とは思ってたんですが、丁度その横を歩いていた時に車が来て、ペットボトルを押しつぶして行ったもんで、これまたかなり大きな音がしました。予期せぬ破裂音がいきなりすぐ傍でしたもんで、むぎちゃんまたまたパニック! 「もう帰る・・・」と言わんばかりに後ずさりしてました。ビビリん坊のむぎゃん、先週はちょっと受難続きでした。

今はヨージク

874.jpg北山散策中、Tree'ビル前に見慣れないカフェの看板を発見。「ヒラソル」だった場所がまた別の店になった様です。なので先月様子見に行ってみました。ロシア料理と喫茶の「カフェヨージク」という店で、お店の人は以前「ヒラソル」の前に営業していた「バーバチカ」で働いていたとのこと。後でネットでチェックしてみると、「バーバチカ」さんもこの店を手伝ってるそうで、殆ど「バーバチカ」が復活した様なもんですね。
雰囲気も以前と似てるんですが、「バーバチカ」時代のソファ席はあんまり好きではなかったけれど、「ヨージク」の窓に向かって座るテーブル席はかなり気に入りました。珈琲も美味しかったので記事にしようかと思いつつ、「ヒラソル」はフードメニューが普通だった為にカフェとしての記事は書いてなかったので、この店もフードを食べてからと思い、今週再訪。


875.jpgボルシチ、ピロシキ2種、サラダ、ロシアンティと色々食べられる「ロシアランチ」(1100円)をお願いしました。ボルシチは前に食べたのがいつか思い出せない程久しぶりなので比較出来ないんですが、インパクトは強くないけど、すんなり口に入る優しい味。きのことチーズのピロシキはちょっと塩気が足りないかなと思いつつ、ひき肉とゆで卵の方の方を一口食べたら、これがびっくりするほど美味しい! こちらも味は決して濃くないのにひき肉の旨みが口に広がって、今まで食べたピロシキの中で一番好き。これは次も絶対食べたい・・・という訳で、カフェの記事でお伝えすることにしました。二度目はテラスに向かった席に座ったんですが、このテーブル何か見たことあると思ったら、ヒラソル、バーバチカ時代からあるんだそう。でもモモ母は今のヨージクがこれまでで一番好きかも・・・。
カフェヨージク
上賀茂今井河原町
075-722-8087
10時~18時
月・第1.3火休

「新参者」

855.jpg新幹線火災が起きた「のぞみ225号」って何か聞き覚えあると思ったら、「あほんだらすけ」の翌日に乗った列車でした。あの日も火曜日。背景に年金問題がある様で、社会保障削減で今後もこういう事件が増えそうな予感・・・。
さて、東野圭吾の「新参者」を読みました。400頁の結構長い作品だったけど、その前に読んだ短編がなかなか進まないのに対し、これは面白くてどんどん読める。作家の力量の差を如実に感じました。カテゴリー的にはミステリーなんでしょうけど、ヒューマンドラマに入れたい様な人の心を描いた作品です。日本橋のマンションで一人の女性が絞殺され、第一章が煎餅屋の娘、第二章が料亭の小僧、第三章が瀬戸物屋の嫁といった具合に街の人々が着任したばかりの新参者の刑事・加賀に聞き込みをされる構成で、少しずつ事件の核心に近づいていきます。どの章にもちょっとした秘密や問題を抱えている人がいるんですが、それぞれに人情があって、また一つ好きな作品に出会ったなと思いながら読んでいました。この作品は作者が好きな町である人形町を舞台にした作品を書きたいと思ったことから生まれたそうで、街の魅力を伝えるレポーター役として加賀を抜擢したとウィキに書かれてました。よしもとばななが下北沢を小説にしたかった様に、東野圭吾は人形町を描きたかったんですね。だから、街の様子や登場する人々が実に魅力的に描かれています。面と向かっては言えないけど、ホントは互いを思いやったり、気遣ったり、時には幸せな勘違いをしたり、人ってそうだよね・・と思う。加賀さんが出て来る他の作品も読んでみたくなりました。
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