福島原発20キロ圏内ペットレスキュー

234.jpg福島原発20キロ圏内ペットレスキュー本を2冊読みました。先に読んだ太田康介の「のこされた動物たち」は出版時期もあるだろうけど、ただ目の前の動物たちを撮るだけで精一杯だった様子。「待ちつづける動物たち」という続編もあるようで、そちらの方が深いのかも知れません。とは言え、水を求めて用水路に落ちた牛が地上に上がれず冷水に長時間浸って力尽きた写真は印象的。誰かが柵を開放したために外に出て用水路や沼に落ちた家畜たち。開放した人は良かれと思ってしたはずで、プリミティブな情動だけで行動してはいけないのだと再認識します。

235.jpg一方、森絵都の「おいで、一緒に行こう」は得るものが多かった。当初、攻撃性のない犬は素手で捕獲できるけれど猫は弱ってない限り人の手では捕まえられないので捕獲器を使う。けれども時間が経つと犬も警戒心が育ってつかまりにくくなる。2頭連れの場合、警戒心の強い子が捕獲できない時には、たとえ1頭捕獲できてもリリースする。寒い時期に捕獲器の中に一晩いると命とりになるので、一旦撤収して翌日再度仕掛ける、捕獲したら家族だけでなく餌やりさんと呼ばれるボランティアにも知らせるために貼紙をしていく、都会の犬は室内で守られてるけれど田舎の犬は家を守っていて、飼い主は彼らの生命力を信じて野に放つ。レスキューする人たちが正義を振りかざしてないのが良いなと思う。で、読んだ私達が可愛そうなペットたち・・で終わらせてはいけないよね。被災した犬や猫を預かるとか、太陽光発電にしてみるとか、原発を推進する政治家には選挙で絶対投票しないとか、何らかの具体的な行動をしないと犠牲になった動物たちは浮かばれない。太田さんは「チクショー、畜生は私たち人間の方だ」と書いていたけど、経験から学ばず、経済をまわすために原発は必要だと言い続けるとしたら、それこそ人間の方が畜生だと思うのです。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ちょうど今朝

「おいで一緒にいこう」を
通勤電車の中で読み始めたところでした。
すこし読んでは、考え込み、また読んでは考え込み
という感じです。

No title

その通りだと思います。

natsuno様

すごいタイミングでしたね。
natsunoさんのブログでも教えていただき、読み終わったのはモモの命日でした。ぬくぬくの部屋でモモをなでながら震災のニュースを見ていたことを思い出しました。
小鳥さんのレスキューというのはあるんだろうか・・・・、色々考えてしまいますね。

みずあさぎいろ様

コメント有難うございます!
政治家さんたちにもペットを飼ってる人がたくさんいるでしょうから、政治家やその家族の方にも読んで欲しいと思います。
プロフィール

モモ&こむぎ母

Author:モモ&こむぎ母
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR