「八朔の雪」&「夏天の虹」

0453.png高田郁の「夏天の虹」を読みました。料理人澪と彼女を取り巻く人達を描いた時代小説「みをつくし料理帖」シリーズです。元テレビディレクターOさんにもらったに文庫本の中にあった「夏天の虹」、シリーズ8作目だなと思いつつ面白く読んだんですが、よく見たらいただいた中に1作目からあったので、8巻の次に1巻目の「八朔の雪」を読むという変な読み方をしてしまいました。でも、8巻で親しんだ人達がこんな風に登場して、澪と関わって行ったんだなとある種感慨深くて、別の楽しみ方が出来ました。
幼い頃に水害で両親をなくし、、大坂随一の名店と言われた料理屋「天満一兆庵」の女将芳に助けられ、今は江戸「つる家」の料理人として働く澪。


0454.jpg美味しそうな料理がたくさん出て来て、読んでて楽しいこともありますが、キャラがみんな魅力的なのが良いですね。的確な助言で澪の成長を見守る小松原や優しい医師の源斎、あさひ太夫を支える吉原の料理番又次などの男性陣は勿論、江戸の一流の味を知る為に澪に名店と言われる登龍楼で食べて来いとお金を渡す芳や腰は曲がっていても配膳や客あしらいは見事なりうなど、女性陣も男前。ふきちゃんも可愛い。澪が苦心して考えた人気料理もすぐによその店に真似されて客が一時減ってしまうけれど、舌の肥えた客はやがて戻ってくるというエピソードが1巻にも8巻にも出て来ました。確かにそうかも知れませんが、京都のある和菓子は考案した小さな店より後追いの大手の方がメジャーだったりして、特に広告がものを言う現代はお話の様にはうまく行くとは限らない。ともあれ旬を大事にして、もう少し家でも丁寧に作らないとねと、読み進む度に思っています。
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