「卵の緒」

680.jpg瀬尾まいこの「卵の緒」を読みました。これも元Oさんが送って下さった文庫本のひとつ。瀬尾まいこを読むのは2作目。「図書館の神様」は読書案内としては面白かったけど、全体としては印象が弱く、Oさんに戴かなかったら読まなかったと思う。人に教えてもらうのって、良いですね。読んで良かったです。
「僕は捨て子だ」で始まる表題作と、七子が父の愛人の子供である七生と暮らすことになった「7's blood」の2作からなる作品集。一言でいうと、1作目は血のつながりがない他人が共に暮らすことで、慈しみ合う家族になる話、2作目は血のつながりがあれば、離れて暮らしていても家族であり続けるという話。1作目はラストの1行が、さりげないけど、心に沁みて、大好きでした。1作目の主人公は小学生の男の子、2作目の主人公は高校生の少女。確かに現代は家族のあり方が複雑で、子供も心が揺れる場面が多くて大変だなと思うけど、モモ母の子供の頃も両親と兄弟という形態は保っていても、中身はやっぱり色んな確執がある家が結構あったっけ。家族のあり方、人と人との結びつきは作家にとって永遠のテーマなんだなと改めて思う。そういえば、子供の頃には「ホームドラマ」というテレビドラマのジャンルがあったことを思い出しました。そういうカテゴリーが成立しなくなったのって、いつ頃だっけ? 
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