「UMUSUNA-歴史いぜんの記憶-うむすな」

うむすな7日に「びわ湖ホール」で行われた山海塾公演「うむすな」を観ました。元々は声優さんファンから始まったモモ母の舞台好きなのに、今も見続けているものの一つが台詞のない山海塾の舞踏と言うのは、自分でも不思議。でも、美しく研ぎ澄またれたステージは、是非生で観ておきたいと思うのです。
「うむすな」って綺麗な言葉ですね。日本の古語で「うぶすな(産土)」と同源の言葉、「うぶす」は生まれるの意で、「な」は土、地をあらわす、「うむす」は有と無を含む意もあると主宰者の天児牛大はリーフレットに書いています。でもパリ市国立劇場を拠点に新作を発表し続けてきた山海塾では、新作のタイトルは初日の10日程前に決めるそうで、テーマは寧ろサブタイトルの「歴史いぜんの記憶」の様です。最も新しい「めぐり」が1つから2つになるのに対し、「うむすな」は2つで1つを描いているそうで、舞台にも砂を敷き詰めた2つのスペースが設けられ、背景には砂時計の様に砂が落ち続けて時を刻んで行きます。庭の片隅で発芽する植物や水の中でゆらめく水中生物等、人の目の届かない所で繰り返される生命の営みを見ている様な動き。加古隆、YAS-KAZ、吉川洋一郎の音楽がいつも良く、音楽と照明、美術、そして舞踏手が創る根源的な世界は、今回も本当に見事でした。天児牛大のソロも見ごたえがあり、65歳の肉体は全盛期を過ぎたとは言え、精神性は更に高まった感じ。山海塾の活動はまだまだ続くと思うけど、「うむすな」で描かれる様な時の流れは、人の心と体を刻々と変化させていく訳です。天児さんの肉体が作る芸術を生で観られるのは、とても貴重な機会だと改めて思うのでした。
http://www.sankaijuku.com/index.htm
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