「阪急電車」

1-47.jpg有川浩の「阪急電車」を読みました。昔、「ベルばら」で初めてタカラヅカを観た時、さすが阪急っぽいなと思ったモモ母。阪急電車の車内って京阪や近鉄とは違う独特の雰囲気があると思う。どんな雰囲気かというとタカラヅカみたいな・・・と堂々巡りになってしまうんですが、これは阪急今津線で起きる小さな物語。宝塚駅に始まって、宝塚南口駅、逆瀬川駅、小林駅・・・と駅名が各章のタイトルになっています。
隣に座ったのが図書館でよく見かける女性だったり、後輩に奪われた元婚約者の結婚式に白いドレスを着て出席した帰りだったり、乗客たちはそれぞれの人生を生きて、様々な目的で電車に乗り、それぞれの目的地で下車していくワケで、乗り合わせた人達がつながって行くのは現実では滅多にないことだけど、そこは小説の世界。見知らぬ人の一言が意外と的を得ていたり、思わぬ決断をさせるきっかけになるのがフィクションならではの面白さでした。ところで有川浩って女性だったんですね。読了するまで男性だと思ってました。どうりで女性の集団に対する視点が辛辣。女子高生のグループも煩いけど、高級ランチを食べに行こうとしているおばちゃん集団は声も態度もデカくて、人が座ろうとしている所にブランドもののバツグを投げて席を確保する。確かにこういうおぱちゃん達って関西にいるかも、そして本当は嫌だけどグルーブからはじかれたくなくて、我慢してつきあってる康江の様な人も。でも掃除当番で遅れて来る友人の分も席を取ろうとしたミサを叱るおじいさんの話が出てくるけど、こういうのは割と普通に行われていると思う。そうやって席を取られたら残念だなとは思うけど、自分もするかも知れないから、激しく非難する気にはならないけどなぁ・・・。そりゃあ、他人が座ろうとした席にバッグを投げ込むのはさすがにNG。でも、友人の席を確保した中学生に一斉に非難の眼差しを向けるのは、少々不寛容な気がするのはモモ母だけでしょうか?
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