「才原警部の終わらない明日」

1-167.jpg梅田のシアタードラマシティで11日まで上演中の「才原警部の終わらない日常」を観ました。大阪で堤真一の芝居を観るのは2005年の「吉原御免状」以来10年ぶり。政府高官の令嬢が誘拐され、身代金の期限は24時間。伝説の警部と誘拐事件のプロフェッショナルは事件を解決出来るのか??という福田雄一作・演出の作品。堤真一、勝地涼、清水富美加ら8人の役者が一人何役も(鈴木浩介は8役!)演じ分け、堤真一は妙な(失礼・・・)ダンスを披露しながら登場したかと思うと、誰もが一見して誰だかわかる天才医師に扮したり、これまたあの人を連想させる不器用な役者としてミュージカルのオーディションを受けに来たり。白髪がとさかみたいな天才医師の横にはちゃんとサスペンダー付スカートの女の子もいる。そんな全編パロディコントのノリで、思わず笑ってしまうことが何度もありました。
アメコミ風の映像も効果的。作と演出が同じ人だから、作家の意図通りに仕上げられてるし、早変わりとかダンスとか、役者はかなり大変だと思うけど、みんな上手く応えていて、特に政治家の妻や敏腕警部、CAなどを演じた小池栄子が今回も期待通りすごく達者で良かった。でも、何か満たされないんです。パロディやコミカルパートはシリアスな場面の合間に挿入されるから活きてくるワケで、全編おふざけだとさすがに2時間近くはダレる。ゲバゲバだって90分だったじゃん・・・って例えが古いですが、ホントにゲバゲバ90分を見てる様な感じだったんですよね。例えば同じ様に笑いと伏線を散りばめる全盛期の三谷幸喜などはドタバタでも風刺やホロッとさせる機微があったりして、観て良かったなぁと思わせるんですが、ひたすらおバカな芝居に笑うだけ・・という感じ。終演後、後ろの席のお客さんが「ずっと笑いっぱなしだった」と言ってたし、お客さんの評判は良い様なんですが、モモ母にはちょっと物足りなかったです。
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