「藤間勘十郎 春秋座 花形舞踊公演」

1-219.jpgチケットを入手したものの行けなくなった東京の方から譲って頂き、京都芸術劇場春秋座で27日に行われた藤間勘十郎舞踊公演を観ました。数年ぶりの春秋座、赤い提灯が下がり、廻り舞台や花道もあって、先日の呉竹文化センターとは比べ物にならない程、良い環境。午前と午後で別の演目、1日限りというとても贅沢な公演。チケットは即完売だったそうです。
モモ母が観たのは午後の部で、「二人椀久」「三社祭」「連獅子」という演目。素踊りと知らずに行ったもんで、「二人椀久」は最初、艶やかな太夫姿を見たかったなと思ってたけど、シンプル故に美しい所作が際立って、久兵衛の勘十郎は品があるし、そのうち松山太夫の中村壱太郎は女形の衣装をまとってる様に見えてきました。続く「三社祭」も顔に善玉悪玉のお面を被らず、2人で普通に踊るんですが、市川猿之助がキレの良さが印象的なのに対して、勘十郎はしなやかで、似た動きをしても違うもんだなと感心しました。「連獅子」は紅白の長い毛をぐるぐるまわして踊るダイナミックさが好きなのに、素踊りだとやっぱり物足りないな・・と、これまた最初は思ったものの、勘十郎がほんの一瞬、獅子頭を震わせた、その動きが何とも見事で、目を見張りました。そして初々しい仔獅子の中村鷹之資と共に舞う親獅子の勘十郎が三社祭のしなやかさと打って変わって力強く、いかにも親獅子の風格。歌舞伎で長い髪を揺らす場面って、こうやって首を振ってるんだとよくわかって興味深く、長い毛をつけてなくてもちゃんと獅子に見える。なるほど、「踊り」を堪能する公演でした。鍛え抜かれた本物を観るってやっばり良いですね。貴重な機会を頂き、感謝です。
http://www.k-pac.org/performance.html

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