「真夏の方程式」

1-393.jpg内閣改造で「「国民の生活が大事なんて政治は間違っていると思います」「国民の一人ひとりが、血を流す覚悟をしなければならないのです!」と講演会で言った稲田さんが防衛大臣に。自衛隊の駆けつけ警護も可能になったし、こりゃ彼女の在職中に一線をこえそうな予感。しかもマスコミ情報操作で有名な世耕さんが経済産業相になるとは・・・。
さて、白石一文の某小説がどうにも好みに合わなくて読むのに時間がかかり、レビューを書かないまま日本会議関連の本を何冊か読んだりしてる間に前回のカフェ読書記事から5ケ月も経ってしまいました。東野圭吾の「真夏の方程式」を読みました。ガリレオシリーズの第6作。元テレビディレクターOさんから頂いた文庫本には映画の帯が付いてましたが、モモ母は観てないので、純粋に小説として楽しみました。海辺の町、玻璃ヶ浦では海底鉱物資源の開発が計画される中、町を訪れた物理学者湯川の宿泊先「緑岩荘」で元刑事の塚原が変死。所轄、県警、警視庁がそれぞれ捜査に乗り出し、塚原がかつて担当した事件の犯人仙波は緑岩荘を経営する一家と接点があるらしい・・・でも、知るのは警視庁の人間だけで、県警は事故として処理。謎解きはちょっとご都合主義的な感じもしたけど、東野作品は「新参者」と同様にヒューマニズムというか、市井に生きる人々への温かさが感じられるのが良いんですよね。寂れた町の再開発と環境保護をどう両立させるのか。わざわざ高いお金を払って沖縄まで行かなくても、近くにこんな美しい海があるのにとは言うけれど、人は旅先で寂れた町の様子を見せられると、何とも気持ちが沈んでしまう。旅行で気分をリフレッシュしたいから、閑散とした所は避けて、活気のある所に行こうとするんですよね。こうした町が日本のあちこちにあるんだろうなと思う。殺人事件については真実を暴くことが必ずしも良いとは限らないけど、警察のさじ加減次第で事件の真相が伏せられるって、考えたら怖い話だなとも思うのでした。
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