「生誕130年 バーナードリーチ展」

1-382.jpg京都であった「ダリ展」やダリの版画展も伊丹であった「大原治雄写真展」も、行こうと思ってる間に終わってしまい、またしても終わらないうちに「バーナード・リーチ展」に行って来ました。滋賀県立近代美術館を訪れるのは、「アバカノヴィッチ展」以来です。
幼い頃、京都の祖父母のもとで過ごし、香港やシンガポールでも暮らした英国人陶芸家リーチが自作の理念としたのが東洋と西洋の美の融合。柳宗悦と共に民藝運動にも関わっていたんですが、民藝運動って若い頃は全く興味がなかったんですよね。柳が創設した日本民藝館も下北沢から井の頭線ですぐの駒場にあるのに行ったことなかったし。でも、ここ数年、その良さが分かる様になって来ました。彼の陶芸は確かに東洋的でもあり西洋的でもあるし、決して現代ではなく「近代」っぽいなとも思うけど、ラスコーの洞窟壁画みたいな動物のモチーフは古代にも通じる、そんな時代も場所も超越した魅力がありました。棚に飾られた白掛彫絵湯呑が素敵だったし、繰り返し描かれる「山と人」も表装の色調と調和したものが一際美しかった。不思議な面白さを感じたのが「風景ヨセミテ」。英国人リーチが墨で描くハーフドームはまさに東洋と西洋のマリアージュ。またヨセミテに行ってみたくなりました。飛騨高山にでもありそうな家具がイギリスのものだったりするのも意外でした。今月25日までと会期の終盤だからか入場者はまばらで、ゆっくり作品を堪能しました。木々に囲まれた滋賀県立近代美術館は、混雑する京都のメジャーな美術展より鑑賞環境が抜群に良かったです。
http://www.shiga-kinbi.jp/?p=19753
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