「今ひとたびの修羅」

159.jpg新国立劇場で29日まで行われている「今ひとたびの修羅」を観ました。箱に入らないむぎこをまだペットホテルに泊めるのが難しいので、友人達にも会わず、日帰り観劇となりました。原作は尾崎士郎の「人生劇場」。村田英雄の歌が聞こえてきそうな任侠の世界です。出演はデヴィッド・ルヴォー演出の「人形の家」がとっても良かった堤真一と宮沢りえのコンビに岡本健一、風間杜夫、小池栄子、演出は舞台構成のうまさが光るいのうえひでのり。劇団新感線の役者たちが脇を固め、また堤真一の美しい殺陣が観られるとあっては行かないワケには行きません。そして、行って良かったです!
とにかく往来を行く人達を含めて舞台の役者の配置と動きが見事。盆回しはストップウオッチ片手に秒単位で綿密にシミュレーションしたとパンフにありましたが、全体がすごく計算されていて、どの場面も絵になる。歌舞伎みたい、と何度も思いました。りえちゃんの立ち姿は女形のそれだし、古典的な手法と現代的な演出が駆使された、平成の感覚で描いた昭和な世界という感じ。物語はなるほど戦前の小説っぽくて、これが新感線公演だったら違う結末だよねと思うけど、「人生劇場」とはよく言ったもので、どの人物も丁寧に描かれていました。役者は小池栄子が印象的。「バンデラスと憂鬱な珈琲」の時も思ったんですが、舞台キャリアのある役者さんたちに負けてないんですよね。中ホールという大きさもちょうど良かった。こういうの、関西でもやってほしいです・・・。
http://www.siscompany.com/shura/index.htm
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日帰り上等

きゃ~お疲れ様~。
それはそれで、やっぱり楽しいですよね。
人生劇場って、どんな話か知らないんですが、
堤真一よさそうですね。


natsuno様

初めての日帰り東京でしたが、家でペットが待ってると思うとなんだか気になってゆっくりしてられないですね・・・。
人生劇場ってすごい長い新聞小説だったらしく、今回のような任侠ものはメインストーリーじゃないみたいです。どうやら芝居では脇役だった人物が原作では主役らしいし・・・。
芝居になった部分はやくざな飛車角が刑務所に入ってる間に愛人が別の男とできちゃったという男女の愛憎が主で、堤真一の飛車角、なかなかよかったです☆
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