「羊と鋼の森」

2-0364.jpg宮下奈都の「羊と鋼の森」を読みました。「」で会った時に元テレビディレクターOさんから頂いた中の1冊で、宮下奈都? 松下奈緒?という感じで全く予備知識なく、映画化されたのも知らずに読んだけど、とても良かった。なるほど本屋大賞をとるだけのことはありますね、良い作品に出会わせてもらいました。ピアノ調律師として音と向き合い、成長していく青年を描いた、「舟を編む」や「神去なあなあ日常」にも通じるお仕事小説。どの仕事も奥深いけど、これはピアノの音色の純粋さにも通じる外村のひたむきさが清々しい。特別な才能がある訳ではないという自覚、どこまで行けるのかという不安。でも、確実に前へ進んでいる若さが懐かしくもあり、愛おしい。
「森の匂いがした」で始まる導入は、情緒的な底の浅い作品ではという印象を抱かせたけど、すぐにそれは全くの勘違いだと気づきました。ピアノは鍵盤を叩くと中のハンマーが弦を叩いて、音が鳴り、音色を決めるのに重要なのがハンマーにかぶせる羊毛のフェルト。だからピアノが作る世界が羊と鋼による森と表現されていたのでした。モモ母の高校の同級生N君も楽器店に務める調律師で、楽器店主催のチョロ教室の発表会で彼が弾くピアノ伴奏のファンだったりするんですが、調律師ってこんな人たちなんだ・・・と初めて知って新鮮な感じ。家庭のピアノから素晴らしいピアニストが誕生したり、調律を手がけたコンサート会場のピアノで鳥肌が立つような芸術的演奏が奏でられたり。それにしても、我が家のピアノは雑な使い方をしたうえにほったらかしになってて申し訳ない・・と、今更ながらに思うのでした。

名越の祓の水無月は白

2-367.jpg6月30日は夏越の祓。京都市内各地の神社で茅の輪くぐりや祓式が行われ、残り半年の無病息災を祈ります。うちの町内では数年前まで人形が各家に配られてたんですが、最近はやらなくなりました。なのでモモ母家にとって6月30日は「水無月を食べる日」です。水無月と言えばオススメは「出町ふたば」だけど、大行列を思うと出かける気にならず、近所のショッピングセンターで買って来ました。うーん、味はイマイチ。
くるみの木」に一緒に行った70歳の叔母は大阪育ちで、現在は奈良在住だけど、水無月を食べる習慣はないそうです。和菓子屋さんでは見かけるけど、京都のように季節の変化が日常食や暮らしの中に生きているのが羨ましいと言っていました。まぁ京都でもクリスマスイブにケーキを食べても、夏越の祓に水無月を食べる若い子は少ないかも知れません。今年買ったのは抹茶水無月。でも伝統的な水無月は白い外郎に邪気を払う小豆を乗せたもので、子どもの頃は黒砂糖を使ったものと白黒2色だけ。抹茶が登場したのは比較的最近です。時代に合わせていろんなバリエーションがあって当然ですが、何事も認識が曖昧で、次世代にいい加減な伝え方をすると、間違った「伝統」を植え付けようとする歴史修正主義者に論理的な反論ができず、文化を変容されてしまいます。ちなみに夫婦同姓も、相撲の土俵女人禁制も明治以降のことです。日本古来からの伝統だと主張する人たちに騙されないようにしましょう。

あたたかさに満ちた余韻

2-360.jpg「あほんだらすけ」のお煎餅とCD買えば良かったねと話していたら、一緒に観劇した自由が丘在住のTさんが千秋楽にわざわざスズナリまで行って購入し、モモ母にも送って下さいました。丁寧に梱包して下さったので、6枚入った草加煎餅は1枚も割れず。CDは時間無駄之介とロスタイムスの今年の演奏「明日から・・・わたし」や千葉和臣さんの「ママのお店は今はない」などが入って、ファイナルの良い記念になりました。


2-361.jpg劇団のTwitterに山口良一さんの草問(草間でなく草問らしい)彌生!!とハイジの小道具の写真がアップされてました。ブランコ持って走る山口さんのハイジのコントは秀逸でしたが、ほんの数分の為に作られた小道具の手作り感が好きでした。人情喜劇では亡くなった人との交流が描かれましたが、ここ数年身近な人がかなり亡くなったからどうしても意識すると大森ヒロシさんが書いてます。特に後輩の能見達也さんの早すぎる死は衝撃でした。チラシをよく見ると2019年の31回公演のポスターに客演・能見達也と書かれてるのも、彼を仲間として大事にする気持ちが伝わってきます。終演後は出演者総出で客出し。そんな手作りのあったかさが魅力だったし、お煎餅とCDを送ってくれたTさんや留守中のむぎこの世話をしてくれた事務所のSくんやヒメママさんの優しさを改めて思う。人の情を感じる観劇でした。

ずっとずっと・・・

2-356.jpg六本木の「青山ブックセンター」が25日で閉店とのこと。上京前知ってたらのぞいたんだけど、報ステで初めて知りました。深夜もやってたら父がよく利用してました。モモ母は渋谷や吉祥寺のバルコブックセンター派でしたが、渋谷に続いて吉祥寺も7月に閉店するんですね。こちらもオープンは1980年だそう。時代の流れを感じます。
「あほんだらすけ」を観た翌日、吉祥寺パルコ近くの「くぐつ草」に行きました。ロンロンがアトレになってからも吉祥寺に行ってるけど、井の頭線改札を出た辺りの風景が激変してて、驚きました。

2-357.jpg「レモンドロップ」も「ファンキー」も別の店みたいになってて、「くぐつ草」が学生時代と変わらないのが本当に嬉しい。地下への階段を降りると洞窟のような薄暗い店内にジャズ。開店は1979年だそうで、パルコブックセンターや青山ブックセンターより1年早いです。モモ母はパンプディングのセット(1100円)を珈琲で。珈琲はストロングとソフトがあってソフトにしました。ソフトと言っても決して薄くなく、ちょうどいい感じ。ご一緒したNさんの「くぐつ草カレーセット」(1630円)のサラダに鳥の形の人参が添えられてるのが可愛かった。学生時代から大好きな「くぐつ草」、これからもずっとずっと変わらずにいてほしいです。
COFFEE HALLくぐつ草
武蔵野市吉祥寺本町
0422-21-8473
10時~22時 
無休
http://www.kugutsusou.info/index.html

「あほんだらすけ30th」

2-354.jpg記事更新が滞ってる間に二度目の上京、下北沢・スズナリで今日まで行われている「あほんだらすけ30th」を観て来ました。平成元年から続いた「あほんだらすけ」も今年でファイナル! 千秋楽は24日14時開演だから、まさに今、上演中ですね。最後だから今年はモモ母も開場時に行われる撮影OKの客入れ歌謡ショーも観て、写真撮りまくり。サルがたくさん記念写真におさまってると大森さんが書いてたから、終演後にモモ母もおサル姿の山口さん、大森さんと一緒に写真を撮って頂きました☆彡
テレビショッピングはハンガーラック、地球まるごといただき団の憧れは若き日の松原智恵子、飛び地の北山村まで追っかけていくホモネタの小日向くんといつものフォーマットですが、間に挟むショートコントも秀逸。


2-355.jpgハイジのブランコ、フランダースならぬフラダンスの犬、ロッカーに住む?夫婦など、最初のインパクトからひねりのある落ちまで、よく計算されていてさすがです。山口さんの草間彌生はそっくりで、このtweet見て思い出し笑い。早変わりもすごいし、ハイジ役の山口さんが持つブランコや人情喜劇で使われた立つ布団など、小道具にスタッフの苦労が伺えて、みんなの力が結集して作り上げられる笑いに感動。「海援隊」千葉和臣さんが生で「贈る言葉」歌ってくれたり、「ママのお店は今はない」って千葉さんが歌うと良い曲なのねと思ったり。岡まゆみさんは人情喜劇の認知症のお母さんが泣かせました。「語る詩人の会」の大森さんの笑顔やマジック進行のボビー、子役の山口さんにもう逢えないなんて、やくみつるさんと同じ気持ちです。来年も能見さん客演でやって欲しい。お煎餅買えば良かったなぁ。
http://www.vaudeville-show.com/aho30

京都別邸のショコラソフトクリーム

2-349.jpg長らく記事更新してなくてスミマセン。月曜は大阪北部で震度6弱の地震。被災された皆さま、お見舞い申し上げます。京都市北区は震度4で、むぎこはビビってましたが、仕事先のエレベーターが終日止まった程度で、問題なく過ごしています。高槻の「つるや」さん、結構古い店舗だったけど、大丈夫かなぁ、「ジュエ・ボワット」さんの近くのお寺に被害はなかったかなぁ・・など心配しています。余震や更に強い本震に備えましょう。
さて、随分前の話になってしまいましたが、「ふみや」で追加のおにぎりを頼まなかったのは、後で行きたいところがあったから。お目当ては「ベルアメール京都別邸」銀閣寺店のソフトクリーム。


2-350.jpg店舗の一角にイートインスペースもありますが、ソフトはテイクアウトのみとのこと。ビター、ミックス、ホワイトの3種があって、迷うことなくビターをチョイス。甘すぎず、リッチなチョコの味わいを堪能出来きるうえ、コーンもサクサクでなかなか完成度が高いです。500円と値段もリッチだけど、観光地だし、でも観光地にありがちな大味なものと違って、値段だけの値打ちはありました。機会があればリピしたい。ドゥーブルセットファンのモモ母は大手のチョコはさほど興味ないんですが、京都らしい和テイストなチョコはお土産に喜ばれそうです。
★chocolate BEL AMER 京都別邸 銀閣寺店
左京区銀閣寺町
075-771-1005
http://www.belamer-kyoto.jp/index.html

銀閣寺近くで朝ごはん

2-348.jpg先月、銀閣寺道の某店でモーニングを食べようと思って行ったらお休み。なので、以前ネットで見て、ちょっと興味があったかまどごはんの店で朝食をやってたはずなので、行ってみることに。と言いつつ、店名は忘れたし、場所もうろ覚えだったんですが、銀閣寺の参道を歩いて行くと、ありました。哲学の道が始まる辺りまで歩くことはあっても、さらに先まで足を伸ばしたのって何十年ぶりでしょ。
>その店、「御米司ふみや」は京都産コシヒカリを土鍋で炊くのをウリにしてるようです。参道は観光客で賑わってるけど、店内は意外と静かで、奥にちょっとしたお庭もあって、京都っぽい。

2-347.jpg朝食はおにぎりと白味噌の味噌汁の「塩おにぎりセット」(500円)、大原の平飼い卵を使った「卵かけとろろ飯セット」(600円)、焼きおにぎりに熱い焙じ茶を注ぐ「焼きおにぎりのぶぶ漬け」(600円)があって、モモ母はぶぶ漬けにしました。香ばしいおにぎりに梅干しやほぐした焼き鮭がついて、美味しいんだけど、おにぎり1個だし、ちょっと物足りないかな。同じ600円ならヒメママさんが頼んだ卵かけとろろ飯の方が地f0119179_361269.jpg卵、大和芋のとろろ、白味噌のお味噌汁がついて充実してました。今度はそっちにしよう。単品のおにぎりも数種類あったから、それを追加しても良かったけど、この日はやめておきました。ご飯論法が話題の昨今ですが、これぞ「朝ごはん」です。
★御米司ふみや
左京区銀閣寺町
050-5595-1613
8時30分~17時30分
お店のfacebook

食欲ないけど元気です!

2-352.jpg今年は梅雨前から気温が高くてむぎちゃんは早くも食欲低下。春に打つべきワクチンが打ててないまま日が過ぎて行き、まずいなぁ、体調万全でなくて打って大丈夫だろうか?と思ってる間にフィラリアの季節になったので、フィラリア検査の為、動物病院に連れて行き、獣医さんの判断でワクチンを打ってもらうことにしました。
大好きな事務所のS君の車に乗せてもらう時はピョンピョン跳ねて大はしゃぎだったのに、動物病院の診察台に乗ると顔すら上げずにじっと下を向いたまま、同じ犬とは思えないテンションの低さ。ワクチンは秋まで待っても良いけど、狂犬病の注射はしないと、というので、たま~に咳だかクシャミだかわからないようなのをするから検査して、問題なければ狂犬病注射をしておいてもらうことに。もし注射の副反応が出た時に病院にいる方がすぐ対処してもらえるから安心です。で、午前中に預けて午後に迎えに行ったら、「元気です」と獣医さん。狂犬病の予防接種も問題なく出来ました。確かに心臓の肥大は少しあるけど、それはフィラリア陽性だった時の後遺症で以前より悪くなってはいないし、フィラリア検査も陰性。咳みたいなのが出ても、軽い感冒程度で心配することはないとのこと。それにしてもレントゲンに写ったむぎちゃんの胴体がやけに細長い。モモと比べると、鯛と秋刀魚くらい体のラインが違います。検査中はきっと固まって、されるがままだったんだろうなと思うけど、怖がりと言っても、大人しくてお家で可愛がられてるのがわかるとのこと。確かに恐怖心から攻撃的になる子もあるけど、むぎちゃんはそういうことはありません。ビビリだけど、寝てると顔寄せてくる甘えん坊。食欲ないといっても全く食べない訳ではないから、東京行きも安心してお留守番させられました。

「打心蕎庵」も7年ぶり☆彡

2-342.jpg「シェ・かつ乃」で無事にロールケーキを確保した後は住宅街を歩いて森巌寺近くの蕎麦屋「打心蕎庵」へ。1時頃到着のつもりが以外と早く着いたせいか、店内は満員で前庭の椅子でお客さんが2組待ち。でも、せっかくだし待つことにしました。店先の暖簾を直しに出てきたご店主が待ってるお客さんに声かけ。蕎麦屋というと気難しく偉そうな主が多いイメージだけど、こちらはにこやかで腰が低い。
ほどなく中へ。待ってる間にお品書きを見せてもらっていて、季節のメニューに「すだちそば」(1500円)があったので、京都も「花もも」などで見かけるけど、食べる機会がなかったから、食べてみることにしました。


2-343.jpgすだちは食べていただけますが、苦味が気になるようでしたら出して下さいと小皿を添えてくださいました。冷たいお蕎麦に薄く切ったすだちはさっばり、初夏らしい味わい。でもさすがに多すぎて、途中からはちょっとキツくなって来ました。お出汁が薄めで関西人には有難く、白髪ネギもコシのある蕎麦と合って美味しかった。1時を過ぎてもお客さんが続き、店を出たら椅子に座れない人が立って待っていました。こちらも7年ぶりだったけど、すっかり人気店になった感じ。で、その後、「珈琲おーるど」で読書を楽しもうと思ってたのに、茶沢通りで事故があってバスが動いてなかったので、三軒茶屋まで歩くことにして観劇まで満員の「マメヒコ」でお茶。「おーるど」の方が断然ゆっくり出来たのに残念だけど、「卵熱」に遅れたら大変なので、「おーるど」はまたの機会に。
打心蕎庵
東京都世田谷区代沢
03-5431-0141
11時30分~15時
17時30分~21時30分
土日祝11時30分~21時 火休
http://www.dashinsoan.com/

7年ぶりの「シェかつ乃」

2-345.jpg世田谷パブリックシアターで「卵熱」を観る前に渋谷から小田急バスに乗って、代沢の「シェ・かつ乃」に行きました。銀座の松屋に出している時はよく買っていたロールケーキ。上野に出してたこともあった様だけど、現在は代沢の店しかなくて、遅めの時間だと完売してることも少なくないのでなかなか行けず。支払いだけ済ませ、お取り置きしてもらえるか聞いたところ、5時半くらいまでに取りに来れるならOKとのことで、観劇後に再訪しました。ちなみに行きのバスが淡島辺りを通った時に何かお客さんがたくさんいる店の前を通りました。「やまねフランス」という毎週土曜しかやってない洋菓子店のようです。


2-344.jpgプレーンのたまごロール(1100円)とカフェオレ(ハーフ650円)は是非ものとして、チョコと太巻きマロン(ハーフ1100円)とチョコクリーム(ハーフ615円)と迷ったけど、マロンはマロンクリームと生クリーム、栗が入ってるとのことで、そちらにしてみました。有名なのはプレーンで、ふんわり柔らかで軽い口当たりが魅力。でもモモ母が一番好きなのはカフェオレ。ただ今までは生地も珈琲味の「モカ」がお気に入りだったのが、生地はプレーンでクリームが珈琲味になってました。また「シェ・かつ乃」は焼き菓子も美味しかったのに、今はロールケーキと「きみプリン」だけになっています。
★シェ・かつ乃
東京都世田谷区代沢
03-3412-0651
10時~18時(売切れ次第閉店)
第1木休
http://blog.livedoor.jp/cktn
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